特許
J-GLOBAL ID:200903061022989965

防振ブッシュおよび防振ブッシュ組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笠井 美孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-349444
公開番号(公開出願番号):特開2001-165219
出願日: 1999年12月08日
公開日(公表日): 2001年06月19日
要約:
【要約】【課題】 それぞれ軸方向端部にフランジ部を備えた内筒金具と外筒金具における軸直角方向対向面間と軸方向対向面間を、ゴム弾性体によって弾性連結せしめた防振ブッシュにおいて、内外筒金具間への軸方向やこじり方向の荷重入力時におけるゴム弾性体の引張応力の集中を軽減せしめて、耐久性を向上すること。【解決手段】 インナ部材18とアウタ筒部材20の各フランジ部24,28間に配設されたゴム弾性体42の外周面に対して、湾曲した軸方向両側の立ち上がり面をもって径方向外方に突出し、周方向に延びる環状突出部46を一体形成すると共に、該環状突出部46を、軸方向中央よりもアウタ筒部材20のフランジ部28側に接近して位置せしめた。そして、ゴム弾性体42の圧縮変形時には、かかる環状突出部46を積極的に圧縮変形せしめて圧縮変形を蓄えるようにすると共に、引張変形時には、環状突出部46の軸方向への広がり変形によって、ゴム弾性体42の外周面部位における引張応力を緩和するようにした。
請求項(抜粋):
防振連結される各被連結部材に対して固定的に取り付けられるインナ部材とアウタ筒部材を、径方向で互いに離間して配設すると共に、それらインナ部材とアウタ筒部材の少なくとも軸方向一端部にそれぞれフランジ部を一体形成せしめて、それらインナ部材とアウタ筒部材の軸直角方向対向面間および各フランジ部の軸方向対向面間にゴム弾性体を介装せしめて弾性的に連結した防振ブッシュにおいて、前記インナ部材と前記アウタ筒部材の各フランジ部間に位置せしめられた前記ゴム弾性体の外周面に対して、湾曲した軸方向両側の立ち上がり面をもって径方向外方に突出し、周方向に延びる環状突出部を一体形成すると共に、該環状突出部を、軸方向中央よりもアウタ筒部材のフランジ部側に接近して位置せしめたことを特徴とする防振ブッシュ。
IPC (2件):
F16F 1/38 ,  F16F 15/08
FI (2件):
F16F 1/38 K ,  F16F 15/08 K
Fターム (13件):
3J048AA01 ,  3J048BA19 ,  3J048EA15 ,  3J059AB13 ,  3J059BA42 ,  3J059BB04 ,  3J059BB07 ,  3J059BD05 ,  3J059BD06 ,  3J059BD07 ,  3J059BD09 ,  3J059CB03 ,  3J059GA04
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • ラバーブッシュ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-017033   出願人:北辰工業株式会社
  • 弾性ブッシュ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-045735   出願人:東洋ゴム工業株式会社, トヨタ自動車株式会社
  • 筒状防振ブッシュの取付け構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-018084   出願人:豊田合成株式会社
審査官引用 (3件)
  • ラバーブッシュ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-017033   出願人:北辰工業株式会社
  • 弾性ブッシュ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-045735   出願人:東洋ゴム工業株式会社, トヨタ自動車株式会社
  • 筒状防振ブッシュの取付け構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-018084   出願人:豊田合成株式会社

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