特許
J-GLOBAL ID:200903061075280232

音声帯域拡大装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-052558
公開番号(公開出願番号):特開平8-248997
出願日: 1995年03月13日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 電話音声など帯域制限された音声の帯域を拡大し、広帯域な音声を合成することで、明瞭で帯域感のある音声を提供する。【構成】 入力信号からスペクトル包絡情報と残差波形を抽出するLPC分析部12と、抽出されたスペクトル包絡情報を帯域拡大する包絡拡大部13と、抽出された残差信号を、帯域拡大する駆動音源拡大部14と、包絡拡大部より得られるスペクトル包絡情報と駆動音源拡大部14より得られる残差信号を用いて合成音声を生成するLPC合成部15と、合成音声を時間軸上で平滑化する波形平滑化部16と、滑化された信号から入力信号に付加すべき周波数帯域成分をろ波するフィルタ部17と、入力信号を高いサンプリング周波数に変換するアップサンプリング部11と、フィルタ部17からの出力信号とアップサンプリング部11からの出力信号を加算する加算部18とを備えた構成である。
請求項(抜粋):
入力信号からスペクトル包絡情報と残差信号を線形予測分析法を用いて抽出するLPC分析部と、前記LPC分析部により抽出された前記スペクトル包絡情報を所望の周波数帯域に帯域を拡大する包絡拡大部と、前記LPC分析部により算出された前記残差信号を、所望の周波数帯域に帯域を拡大した周波数特性を有する残差信号へと変換する駆動音源拡大部と、前記包絡拡大部より得られる帯域拡大されたスペクトル包絡情報と前記駆動音源拡大部より得られる帯域拡大された残差信号を用いて音声をLPC合成するLPC合成部と、前記LPC合成部から得られた信号列を時間軸上で平滑化する波形平滑化部と、前記波形平滑化部より得られた信号から前記入力信号に付加すべき周波数帯域成分をろ波するフィルタ部と、前記入力信号を周波数特性を保持しながら前記入力信号のサンプリング周波数よりも高いサンプリング周波数に変換した信号列を出力するアップサンプリング部と、前記フィルタ部からの出力信号と前記アップサンプリング部からの出力信号を加算する加算部とを有する音声帯域拡大装置。
IPC (3件):
G10L 9/14 ,  H03H 17/02 ,  H03M 7/30
FI (4件):
G10L 9/14 J ,  G10L 9/14 Q ,  H03H 17/02 D ,  H03M 7/30 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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