特許
J-GLOBAL ID:200903061145982930

セルアレイ間のメッセージ通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-188303
公開番号(公開出願番号):特開2001-014288
出願日: 1999年07月02日
公開日(公表日): 2001年01月19日
要約:
【要約】【課題】 機能ブロックの構成やハードウェアを複雑にすることなく、機能ブロック間の送受信速度の差を吸収し、また送信元の処理を早期に完了させることを可能とするセルアレイ間のメッセージ通信装置を提供すること。【解決手段】 各セルAは、経路指定情報およびメッセージを受信する受信部10,20,30,40と、受信した経路指定情報とメッセージを隣接セルに出力する経路部(スイッチ50)を有する。通信を行う際に、送信元セルが経路指定情報とメッセージを出力し、経路上にある各セルの受信部10,20,30,40が、経路部50に設定されている経路状態と経路指定情報に応じて隣接セルへの経路を経路部に設定し、設定された経路を介してメッセージを送信先セルに送信する。設定された経路で決まる隣接セルが当該セルからの経路指定情報やメッセージを受信できない場合にこれらの一方または両方を格納するバッファ11,21,31,41を各セルに設けた。
請求項(抜粋):
通信路を介して接続された複数のセルの各々が、隣接セルから前記通信路を介して経路指定情報およびメッセージを受信する受信部と、前記受信部で受信した経路指定情報およびメッセージを受信した隣接以外の隣接セルに出力する経路部を有し、通信を行う際に、送信元となるセルが送信先となるセルまでの経路上にある各セルに設定する経路指定情報および送信先に送信するメッセージを出力し、前記経路上にある各セルの前記受信部が、当該セルの前記経路部に設定されている経路状態と隣接セルから受信する前記経路指定情報に応じて隣接セルへの経路を前記経路部に設定し、各セルの経路部に設定された経路を介して前記メッセージを送信先となるセルに送信するセルアレイ間の通信装置であって、前記セルの全部または一部に、前記経路部に設定された経路で決まる隣接セルが当該セルからの経路指定情報またはメッセージを受信できない場合に、前記経路指定情報またはメッセージ、あるいはその両方を一時的に格納するバッファを設けたことを特徴とするセルアレイ間のメッセージ通信装置。
Fターム (3件):
5B045BB11 ,  5B045BB24 ,  5B045BB34
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • プロセッサ間ルーティング方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-248441   出願人:株式会社東芝, 技術研究組合新情報処理開発機構
  • 並列計算機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-326768   出願人:株式会社日立製作所

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