特許
J-GLOBAL ID:200903061297989965

医用画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-221768
公開番号(公開出願番号):特開2000-051197
出願日: 1998年08月05日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 心臓、寝台の動きを補正してヘリカルスキャンにより明瞭な断層像を得る。【解決手段】 システム制御部5が、マルチスライス用のX線検出器2を用いてヘリカルスキャンにより得られた投影データに、心電波形送信器10により検出された被検体の心電波形、架台回転部3の回転位相、及び寝台位置(スライス位置)を付加してデータ格納部13に格納する。そして、指定されたスライス位置を挟み、心電位相及び回転位相が合致したタイミングで得られた投影データを選択し、これらを用いてヘリカル補間処理後に画像再構成処理を行い断層像を形成する。これにより、心臓の動き及び寝台の動きを補正すると共に、マルチスライス用のX線検出器2で得られた投影データにより密な補間間隔でヘリカル補間を行うことができ、明瞭な断層像を得ることができる。
請求項(抜粋):
被検体の走査対象物の動きに対応する対象物位相を検出する対象物位相検出手段と、被検体が載置された寝台のヘリカルスキャン時における各寝台位置を検出する寝台位置検出手段と、ヘリカルスキャン時における架台回転部の回転位相を検出する回転位相検出手段と、ヘリカルスキャンにより得られた投影データの中から、指定されたスライス位置近傍の投影データを前記寝台位置検出手段からの検出出力に基づいて検出すると共に、この指定されたスライス位置近傍の投影データの中から、前記対象物位相が所定の位相範囲内で、かつ、回転位相が合致するタイミングで得られた投影データを、前記対象物位相検出手段及び回転位相検出手段からの各検出出力に基づいて選択し、この選択した投影データに基づいて、前記指定されたスライス位置に対応する投影データを補間処理により形成する補間手段と、前記補間手段により形成された投影データを用いて画像再構成処理を行い、前記指定されたスライス位置の断層像を形成する画像再構成手段とを有することを特徴とする医用画像処理装置。
IPC (3件):
A61B 6/03 321 ,  A61B 6/03 350 ,  A61B 6/03 370
FI (3件):
A61B 6/03 321 N ,  A61B 6/03 350 R ,  A61B 6/03 370 B
Fターム (6件):
4C093AA22 ,  4C093BA03 ,  4C093BA10 ,  4C093CA08 ,  4C093CA13 ,  4C093EB17
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 三次元画像診断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-159075   出願人:株式会社東芝
  • 画像生成方法、画像表示方法およびX線CT装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-233069   出願人:ジーイー横河メディカルシステム株式会社
  • X線断層撮影装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-293027   出願人:株式会社東芝
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