特許
J-GLOBAL ID:200903061304470156

点火コイルの一次側スプールの成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-365962
公開番号(公開出願番号):特開2000-188227
出願日: 1998年12月24日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】【課題】 スティック型の点火コイルにおいて、一次側スプールに絶縁テープを巻回しなくても、必要な耐電圧性を確保できるようにする。【解決手段】 一次側スプール19を成形する金型のゲートを、一次側スプール19のうちの二次巻線22の主要部分と対向しない部分(巻線巻回部19a以外の部分)に配置する。成形樹脂は、耐電圧性、流動性の良い樹脂、例えば、?@ポリブチレンテレフタレート(PBT)又はポリエチレンテレフタレート(PET)、?Aポリフェニレンオキサイド(PPO)/ポリスチレン(PS)系の高流動性樹脂、?B液晶ポリマー等を用いる。ゲートを巻線巻回部19a以外の部分に配置すれば、ゲート付近に生じる樹脂劣化や微小クラックは、二次巻線22と対向しない部分(二次巻線22からの印加電圧が比較的低い部分)に生じるため、この部分に絶縁テープを巻回しなくても、必要な耐電圧性を確保することができる。
請求項(抜粋):
一次巻線を巻回した一次側スプールの内周側に、二次側スプールに巻回した二次巻線を同心状に配置した点火コイルにおける前記一次側スプールを樹脂で射出成形する方法において、前記一次側スプールを成形する金型のゲートを、該一次側スプールのうちの前記二次巻線の主要部分と対向しない部分に配置して、該一次側スプールを流動性の良い絶縁性樹脂で射出成形することを特徴とする点火コイルの一次側スプールの成形方 法。
IPC (3件):
H01F 41/12 ,  F02P 15/00 303 ,  H01F 38/12
FI (4件):
H01F 41/12 Z ,  F02P 15/00 303 A ,  H01F 31/00 501 E ,  H01F 31/00 501 Q
Fターム (5件):
3G019KC04 ,  5E044AC01 ,  5E044AD02 ,  5E044BA03 ,  5E044BC02
引用特許:
審査官引用 (2件)

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