特許
J-GLOBAL ID:200903061315764950
ラジアル/アキシャル複合軸受構造、及び同構造を持つスピンドルモータ
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-124194
公開番号(公開出願番号):特開2000-314421
出願日: 1999年04月30日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】 動圧軸受部の寸法を小型に保ちつつ、動圧へ移行する浮上回転数の低減が可能な複合動圧軸受を提供する。【解決手段】 動圧軸受部を構成するスリーブおよびシャフトの各対向する位置に直接又は間接的に磁石を取り付け、この際固定部材側の磁石を軸心から偏心させ、これによって生ずる磁力作用をアキシャル軸受部に利用、ラジアル部では前記スリーブ/シャフト間の相対回転による動圧を利用した複合軸受構造とする。前記磁石の偏心量は、両磁石間に設けられる平均半径隙間に対して、0.01以上0.3以下とする。前記スリーブ及びシャフトの摺動部横断面の真円度を1.0×10-4以下、両材質の熱膨張係数の差を8×10-6/°C以下でかつ回転側部材の弾性係数を2.5×104kgf/mm2以上、又軸受部にラジアル隙間が広い箇所を1ヶ所以上設けることが、安定した回転を得る上でより好ましい。
請求項(抜粋):
シャフトと、そのシャフトの外周部に相対回転可能に嵌装されるスリーブとからなり、前記シャフトとスリーブのラジアル方向では、その両者間の相対回転によって生ずる動圧によって支承され、同じくアキシャル方向では、ラジアル方向に空隙を有して対向する磁石間もしくは磁石と磁性体との間の磁力の作用によって支承される形式のラジアル/アキシャル複合軸受構造において、前記シャフトもしくはスリーブの内のいずれか一方の回転側部材には、前記軸受の軸心と同心に前記磁石もしくは磁性体が、直接もしくは他の部材を介して取り付けられ、他方の固定側部材には、前記軸受の軸心と偏心して前記磁石もしくは磁性体が、直接もしくは他の部材を介して取り付けられ、前記固定部材に取り付けられた磁石もしくは磁性体の前記軸受の軸心からの偏心量が、両磁石間もしくは磁石と磁性体間に設けられる平均半径隙間に対して、0.01以上0.3以下の比率であることを特徴とする複合軸受構造。
IPC (6件):
F16C 32/04
, F16C 17/02
, F16C 32/00
, F16C 33/24
, H02K 7/08
, H02K 7/09
FI (6件):
F16C 32/04 Z
, F16C 17/02 A
, F16C 32/00 C
, F16C 33/24 A
, H02K 7/08 A
, H02K 7/09
Fターム (33件):
3J011AA01
, 3J011BA01
, 3J011CA01
, 3J011DA02
, 3J011SD02
, 3J011SD03
, 3J011SD04
, 3J102AA01
, 3J102BA03
, 3J102BA19
, 3J102CA19
, 3J102DA03
, 3J102DA07
, 3J102FA06
, 3J102GA03
, 5H607AA04
, 5H607BB01
, 5H607BB09
, 5H607BB14
, 5H607BB17
, 5H607CC01
, 5H607CC05
, 5H607DD02
, 5H607DD03
, 5H607FF12
, 5H607GG01
, 5H607GG02
, 5H607GG09
, 5H607GG12
, 5H607GG14
, 5H607GG17
, 5H607KK02
, 5H607KK10
引用特許:
審査官引用 (5件)
-
磁気軸受装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-020687
出願人:富士ゼロックス株式会社
-
特開昭62-085216
-
軸受装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-275736
出願人:富士ゼロックス株式会社
-
特開昭62-085216
-
軸受装置および偏向走査装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-282592
出願人:キヤノン株式会社
全件表示
前のページに戻る