特許
J-GLOBAL ID:200903061417556880

コンクリートの応力測定システム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 信之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-060640
公開番号(公開出願番号):特開2006-242831
出願日: 2005年03月04日
公開日(公表日): 2006年09月14日
要約:
【課題】 PC鋼材の緊張によりコンクリート内に導入されたプレストレスをより簡便かつ正確に測定する。【解決手段】 プレストレスが導入されるコンクリートの応力測定方法において、プレストレス導入前において、コンクリートの表面に予め設けられた2以上の変位測定点62を撮影範囲に含めて撮像することにより参照画像を生成し、プレストレス導入後において2以上の変位測定点62を撮影範囲に含めて撮像することにより基準画像を生成し、生成した参照画像と基準画像とを画像処理することにより、各変位測定点62の画像位置を特定する。そして、特定した各変位測定62点の画像位置に基づき、基準画像毎に及び参照画像毎にその変位測定点62の間隔を計測し、その計測した基準画像の変位測定点の間隔に対する参照画像の変位測定点の間隔における差分をプレストレスの導入に伴うコンクリートの歪み量とし、この歪み量に基づいて上記コンクリートに導入されているプレストレスを求める。【選択図】図4
請求項(抜粋):
プレストレスが導入されるコンクリートの応力測定システムにおいて、 上記コンクリートの表面に予め設けられた2以上の変位測定点を撮影範囲に含めて撮像することにより基準画像を生成する第1の撮像手段と、 上記第1の撮像手段による撮像後に上記各変位測定点が設けられた表面を含むようにして切り出された上記コンクリートの一部について、当該各変位測定点を撮影範囲に含めて撮像することにより参照画像を生成する第2の撮像手段と、 上記第1の撮像手段により生成された基準画像と、上記第2の撮像手段により生成された参照画像とを取得するとともにこれらを画像処理することにより、上記各画像に写し出された各変位測定点の画像位置を特定する画像解析手段と、 上記画像解析手段により特定された各変位測定点の画像位置に基づき、上記基準画像毎に及び上記参照画像毎にその変位測定点の間隔を計測する計測手段と、 上記計測手段により計測された上記参照画像の変位測定点の間隔に対する上記基準画像の変位測定点の間隔における差分を上記プレストレスの導入に伴うコンクリートの歪み量とし、この歪み量に基づいて上記コンクリートに導入されているプレストレスを求める応力算出手段とを備えること を特徴とするコンクリートの応力測定システム。
IPC (2件):
G01L 1/00 ,  G01B 11/16
FI (2件):
G01L1/00 B ,  G01B11/16 H
Fターム (11件):
2F065AA65 ,  2F065BB27 ,  2F065CC14 ,  2F065EE08 ,  2F065FF04 ,  2F065FF41 ,  2F065JJ03 ,  2F065JJ26 ,  2F065PP05 ,  2F065QQ23 ,  2F065QQ28
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 野永健二他 “小径コアによるコンクリート部材の現有応力測定法に関する試験研究”土木学会年次学術講演会後援概要集 JN:L4438B VOL57th、部門6、PAGE VI-216
審査官引用 (6件)
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