特許
J-GLOBAL ID:200903061457827827

耐久強度の優れた加工用高強度熱延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-196858
公開番号(公開出願番号):特開平8-060240
出願日: 1994年08月22日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 良好な加工性および疲労特性を備えた鋼板を製造する。【構成】 C、Si、Mn、Al、Sの含有量が所定範囲で、Cu:0.4〜1.5重量%を含有する鋼を熱間圧延するに際して、熱延仕上げ温度をAr3点以上として熱間圧延を行ない、熱延終了温度からAr3点〜Ar1点の範囲の温度までを5〜70°C/秒の平均冷却速度で冷却し、ついでその温度から2〜20秒間放冷または徐冷し、その後20〜70°C/秒の平均冷却速度で400〜550°Cの温度範囲まで冷却して巻取り、熱間圧延後の組織がフェライト、ベーナイトおよびマルテンサイトの3相からなり、ベーナイト面積率Vfb4〜45%、マルテンサイト面積率Vfm1〜15%であるとともに、Vfb/Vfm≧3を満たす複合組織鋼板とする。
請求項(抜粋):
C:0.01〜0.15重量%、Si:0.5〜2.0重量%、Mn:0.7〜2.0重量%、Al:0.01〜0.06重量%、S:0.005重量%以下で、Cu:0.4〜1.5重量%を含有する鋼を熱間圧延するに際して、熱延仕上げ温度をAr3点以上として熱間圧延を行ない、熱延終了温度からAr3点〜Ar1点の範囲の温度までを5〜70°C/秒の平均冷却速度で冷却し、ついでその温度から2〜20秒間放冷または徐冷し、その後20〜70°C/秒の平均冷却速度で400〜550°Cの温度範囲まで冷却して巻取り、熱間圧延後の組織がフェライト、ベーナイトおよびマルテンサイトの3相からなり、ベーナイト面積率Vfb4〜45%、マルテンサイト面積率Vfm1〜15%であるとともに、Vfb/Vfm≧3を満たす複合組織鋼板とすることを特徴とする耐久強度の優れた加工用高強度熱延鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/16 ,  C22C 38/54
引用特許:
審査官引用 (7件)
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