特許
J-GLOBAL ID:200903061590960807

スペクトラム拡散通信方式における信号受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 英生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-156073
公開番号(公開出願番号):特開平10-336073
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 回路規模が小さく、低消費電力のスペクトラム拡散通信用信号受信回路を提供する。【解決手段】 受信信号の直交検波出力は、複素型マッチドフィルタにより逆拡散され、そのうちの信号電力レベルの高い複数のパスがマルチパス選択部により選択される。各パスの受信信号は、位相補正ブロックに入力され、各パス対応に、2つのパイロットシンボルブロックの受信信号からそれに含まれている位相誤差がアナログ演算回路31〜34により算出され、該2つのパイロットシンボルブロックの間に受信された情報シンボルブロックの受信信号の位相補正がアナログ演算回路40により行われる。位相補正された各パスの逆拡散された受信信号は、タイミングを合わせてRAKE合成回路において合成される。
請求項(抜粋):
パイロットシンボルブロックと情報シンボルブロックとが交互に配置されて送信されるスペクトラム拡散通信方式における信号受信装置であって、直交検波された受信信号を逆拡散するマッチドフィルタと、該マッチドフィルタからの逆拡散出力のうち、受信電力の大きい順に複数のパスを選択するマルチパス選択部と、該マルチパス選択部により選択されたパスに対応する逆拡散信号が入力される位相補正手段と、該位相補正手段から出力される前記選択されたパスの位相補正された逆拡散信号をタイミングを合わせて加算するRAKE合成部とを有し、前記位相補正手段は、前記マッチドフィルタから出力される前記選択されたパスの逆拡散信号をデジタルデータに変換するアナログデジタル変換器と、該アナログデジタル変換器の出力を格納し、所定時間後に読み出す遅延手段と、前記選択された各パスに対応して設けられ、それぞれ、当該パスの前記パイロットシンボルブロックの受信信号に含まれている位相誤差を算出するアナログ演算回路により構成された位相誤差算出部と、前記選択された各パスに対応して設けられ、連続する2つのパイロットシンボルブロックの受信信号から対応する前記位相誤差算出部により算出された位相誤差の平均を算出するアナログ演算回路により構成された位相補正ベクトル生成部と、前記各位相補正ベクトル生成部から出力される位相補正ベクトルと、前記遅延手段から読み出された前記デジタルデータに変換された逆拡散信号とを乗算する位相誤差補正部とを有していることを特徴とするスペクトラム拡散通信方式における信号受信装置。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04B 7/26
FI (2件):
H04J 13/00 D ,  H04B 7/26 M
引用特許:
出願人引用 (4件)
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