特許
J-GLOBAL ID:200903061665810318
冷却装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (3件):
伊藤 洋二
, 三浦 高広
, 水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-124301
公開番号(公開出願番号):特開2008-281253
出願日: 2007年05月09日
公開日(公表日): 2008年11月20日
要約:
【課題】液相冷媒の供給量の増加、多孔質部材内部への熱拡散の促進、沸騰を生じやすくさせること、気相冷媒の排出性の向上によって、冷却装置の冷却性能を向上させる。【解決手段】冷媒槽110を構成する壁部111の内面114のうち、発熱体10に対応する領域内に、突起部115を設ける。そして、冷媒槽に多孔質部材を固定する際に、多孔質部材130のうち、突起部115に対向する部位131を、突起部115で圧縮させることにより、他の領域よりも空隙率を小さくする。これにより、突起部115に対向する部位131での有効熱伝導率を他の領域よりも大きくでき、発熱体10から多孔質材部材130内部への熱拡散を促進できる。また、これによれば、相対的に空隙率が小さな領域と大きな領域とを設けることが可能となるので、さらに、液相冷媒の沸騰の促進と、気相冷媒の排出性の向上と、液相冷媒の供給量の増大とが可能となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内部に液相の冷媒が貯留されるとともに、壁部(111)の外面に発熱体(10)が設置され、前記壁部(111)の内面(114)に多数の気孔を有する網目構造の多孔質部材(130)が設置されており、前記多孔質部材(130)の毛細管力によって、前記発熱体(10)に対応する領域に液相の冷媒を輸送する冷媒槽(110)と、
前記発熱体(10)の熱によって気化した冷媒を、液化させた後に前記冷媒槽(110)に戻す放熱部(120)とを備える冷却装置(100)において、
前記冷媒槽(110)は、前記壁部(111)の内面(114)のうち前記発熱体(10)に対応する領域内で、前記多孔質部材(130)に向かって突出する突起部(115)を有することを特徴とする冷却装置。
IPC (3件):
F28D 15/02
, F25D 9/00
, H01L 23/427
FI (4件):
F28D15/02 L
, F25D9/00 D
, F28D15/02 103E
, H01L23/46 A
Fターム (15件):
3L044AA04
, 3L044BA06
, 3L044CA14
, 3L044DB01
, 3L044DD03
, 3L044EA03
, 3L044KA01
, 3L044KA04
, 3L044KA05
, 5F136CC35
, 5F136CC37
, 5F136CC38
, 5F136CC40
, 5F136EA03
, 5F136FA03
引用特許:
出願人引用 (2件)
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沸騰冷却装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-081381
出願人:株式会社デンソー
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沸騰冷却装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-369369
出願人:株式会社デンソー
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