特許
J-GLOBAL ID:200903061739134603

転がり案内装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 成瀬 勝夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-197285
公開番号(公開出願番号):特開平9-042283
出願日: 1995年08月02日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】移動ブロックの両端面に蓋体を固定してボールの無限循環軌道を形成するタイプの転がり案内装置において、当該装置の取り扱い時に周辺物が移動ブロックに固定された蓋体に衝突するのを防止し、もって方向転換路におけるボールの円滑な転走を確保することが可能な転がり案内装置を提供する。【解決手段】ボールの転走面を有する案内軸と、上記ボールを介して転走面と対向する負荷転走面及びこの負荷転走面に対応するボール戻し孔35を有し、ボールの転動に伴い案内軸に沿って移動自在な移動ブロック3と、この移動ブロック3の前後両端面に固定され、上記負荷転走面とボール戻し孔との間でボールを円弧状に案内する方向転換路を形成する一対の蓋体4とから構成される転がり案内装置において、移動ブロック3の前後両端面の周縁に防護壁20を立設し、かかる防護壁20が移動ブロック3に固定された蓋体4の外側面を僅かな隙間を隔てて覆うように構成した。
請求項(抜粋):
ボールの転走面を有する案内軸と、上記ボールを介して転走面と対向する負荷転走面及びこの負荷転走面に対応するボール戻し孔を有し、ボールの転動に伴い案内軸に沿って移動自在な移動ブロックと、この移動ブロックの前後両端面に固定され、上記負荷転走面とボール戻し孔との間でボールを円弧状に案内する方向転換路を形成する一対の蓋体とから構成される転がり案内装置において、上記蓋体には上記方向転換路の外周側案内面を備える凹陥部が形成される一方、上記移動ブロックの前後両端面には、蓋体側の凹陥部に嵌合して当該蓋体の固定位置基準となると共に上記方向転換路の内周側案内面を備える基準凸部が形成され、更に、蓋体の外側面を僅かな隙間を隔てて覆う防護壁が設けられていることを特徴とする転がり案内装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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