特許
J-GLOBAL ID:200903061827206983

マルチビーム式光ディスク再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坪内 康治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-297804
公開番号(公開出願番号):特開平11-120611
出願日: 1997年10月14日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】 設計上の負担を軽減可能とする。【解決手段】 光ピックアップ2Aのレーザダイオード4で発生させたレーザビーム3をグレーティング5に垂直に入射し、0、±1、±2次の回折光の光ビーム33 、34 と32 、35 と31 に分離し、対物レンズ8を含む光学系により、0次の光ビーム33 がCD-ROM1の信号面1Aに垂直になるようにして、信号面1Aの隣接する5本のトラックに同時に照射する。そして、各戻りビームをホトディテクタPD1 〜PD5 で受光し、電流/電圧変換器211 〜215 と演算部22によりRF信号RF1 〜RF5 を形成する。RF1 〜RF5 は各々、波形等化回路24A1 〜24A5 で高域補償されたあと、第1信号処理回路261 〜265 で2値化したのち復調される。光ビーム35 と31 に対応する波形等化回路24A5 と24A1 を同一特性に設定し、光ビーム34 と32 に対応する波形等化回路24A4 と24A2 を同一特性に設定する。
請求項(抜粋):
光ディスクの信号面の異なるn本(但し、nは3以上の奇数)のトラックに異なるn個の光ビームを同時に照射し、各戻りビームを別個に検出した検出出力から各光ビーム別にRF信号を形成し、該各光ビーム別のRF信号に対し、個別に設けた波形等化手段で波形等化して高域のゲインを持ち上げる高域補償を行ったあと、信号処理手段で各RF信号を2値化、復調して各光ビームの照射されたトラックに記録された記録データを読み取るようにしたマルチビーム式光ディスク再生装置において、レーザビーム発生手段で発生させた1本のレーザビームを回折格子に垂直に入射させて、0次回折光、±1次光回折光、・・、±m次回折光(但し、mは(n-1)/2)からなる(2m+1)本の光ビームを形成させ、これら(2m+1)本の光ビームを、対物レンズを含む光学系により光ディスクの信号面近傍に合焦させ、この際、0次回折光の光ビームが光ディスクに垂直に照射されるように光学系を配置し、波形等化手段の内、+i次回折光の光ビームと-i次回折光の光ビーム(但し、iは1、2、・・、m)に対応して設けられた一対の波形等化手段は、互いに波形等化特性を同一に設定したこと、を特徴とするマルチビーム式光ディスク再生装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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