特許
J-GLOBAL ID:200903061881434070

騒音シミュレート方法及びシミュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-100369
公開番号(公開出願番号):特開平9-288002
出願日: 1996年04月22日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】路面凹凸形状に応じたタイヤ騒音又は車内騒音を発生させる。【解決手段】140では、フットプリントの前縁の輪郭及び後縁の輪郭上の路面粗さを表す波形とrms値との交点で、路面粗さを表す波形の時間微分が正の単位長さ当たりのポイント数を路面の密度とし、この路面の密度を表す乱数列を決定して前縁の輪郭及び後縁の輪郭の各々に単位長さ毎に割り当てる。142では、この乱数列の中で、トレッドの溝部上に位置する乱数1を0に変換する。144では、前縁の輪郭上に位置する1の総数Ni、及び後縁の輪郭上に位置する1の総数Miを演算する。146では、Niと路面感度係数との積、Miと路面感度係数との積を振幅とする減衰波形を決定する。決定された音の波形をトレッド全面にわたって積算し、積算された波形に基づいて可聴音を発生させる。
請求項(抜粋):
トレッドを表す2次元のトレッドデータ及び多数の微小突起の位置を表す路面形状データに基づいて、トレツドに複数の負荷支持部を有するタイヤが多数の微小突起を備えた路面上を回転するときに発生する騒音をシミュレートする騒音シミュレート方法であって、トレッドの路面との接触部の輪郭でかつタイヤが回転するときにタイヤの路面と接触していない部分が路面と接触する側の輪郭である接触部前縁の輪郭と、トレッドの路面との接触部の輪郭でかつタイヤが回転するときにタイヤの路面と接触している部分が路面から離れる側の輪郭である接触部後縁の輪郭とを定め、接触部前縁の輪郭及び接触部後縁の輪郭がトレッドの周方向に移動するように接触部前縁の輪郭及び接触部後縁の輪郭とトレッドとが相対移動したと仮定して、一方の値が微小突起に対応する2値の列で構成されかつ単位長さ当たりの微小突起の個数を表す数列を、接触部前縁の輪郭及び接触部後縁の輪郭の各々に沿った単位長さ毎に接触部前縁の輪郭及び接触部後縁の輪郭の各々に設定し、接触部前縁の輪郭と負荷支持部とが交わった部分における前記一方の値の総数と路面の粗さを表す係数とに基づいた振幅及び接触部後縁の輪郭と負荷支持部とが交わった部分における前記一方の値の総数と路面の粗さを表す係数とに基づいた振幅を有する音の波形の各々を位相を考慮して定め、定められた音の波形をトレッド全面にわたって積算し、積算された波形に基づいて可聴音を発生させる騒音シミュレート方法。
IPC (3件):
G01H 3/00 ,  G01M 17/02 ,  B60C 11/00
FI (3件):
G01H 3/00 A ,  B60C 11/00 Z ,  G01M 17/02 B
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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