特許
J-GLOBAL ID:200903061934718164

アルミニウムスクラップの精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-204082
公開番号(公開出願番号):特開平7-054070
出願日: 1993年08月18日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 偏析凝固を利用してアルミニウムスクラップの溶湯から、不純物濃度が低い精製アルミニウムを得る。【構成】 不純物の一部が金属間化合物の初晶として晶出する組成をもつ溶湯Mを精製容器10に収容し、溶湯Mをα-Alの凝固点直上の温度まで冷却し、不純物をAl-Si-Fe-Mn系等の金属間化合物Iとして精製容器10の底部に沈降させる。次いで、回転冷却体30に冷却媒体gを送給し、或いは溶湯Mに回転冷却体30を浸漬し、純化されたアルミニウムを凝固体Aとして回転冷却体30の表面に晶出凝固させる。【効果】 凝固体Aに金属間化合物Iが取り込まれることがないので、金属間化合物Iによって溶湯Mの純度が低下することがなく、Fe,Mn濃度が低い精製アルミニウムが得られる。
請求項(抜粋):
不純物の一部が金属間化合物の初晶として晶出する組成をもつアルミニウム溶湯を精製容器に収容し、α-Alの凝固点から最高でも10°C高い温度範囲に前記溶湯を保持することにより前記金属間化合物を晶出させ前記精製容器の底部に沈降させた後、前記溶湯に回転冷却体を浸漬し、該回転冷却体を回転させながら前記溶湯を冷却して精製アルミニウムを凝固体として前記回転冷却体の表面に成長させることを特徴とするアルミニウムスクラップの精製方法。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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