特許
J-GLOBAL ID:200903062004288654

蒸発器およびこれを用いたループ型ヒートパイプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-103261
公開番号(公開出願番号):特開2002-303494
出願日: 2001年04月02日
公開日(公表日): 2002年10月18日
要約:
【要約】【課題】 大容積の液ためをもつ場合であっても、重力の有無、熱流束の大小に拠らず、熱輸送能力を増大することができる蒸発器およびこれを用いたループ型ヒートパイプを得る。【解決手段】 蒸発器1は、内面壁に溝山20を有する容器3と、溝山20に密着するように設けられたウイック21と、ウイック21と容器3の溝山20との隙間に形成された蒸気流路4と、ウイック21に囲まれて液相の作動流体をためる液ため5と、液ため5と蒸気流路4間をシールするために設けたウイックシール体25とから構成される。蒸気管6は気相の作動流体10を矢印の方向に凝縮器7へ導き、液管8は液相の作動流体13を矢印の方向に蒸発器1へ還流させる。ウイック21は、線径が0.1〜1μmのウイスカ状繊維22と、このウイスカ状繊維22同志を結合する結合部材23から構成されるウイスカ状繊維強化複合材からなり、多孔質材が使用されている。
請求項(抜粋):
内面壁に溝山を有する容器と、この容器の溝山に密着するように設けられたウイックと、このウイックと上記容器の溝山との隙間に形成された蒸気流路と、上記ウイックに囲まれて液相の作動流体をためる液ためと、この液ためと上記蒸気流路との間をシールするために設けたウイックシール体とを備えた蒸発器であって、上記ウイックは、極細線状のウイスカ状繊維からなることを特徴とする蒸発器。
IPC (4件):
F28D 15/02 103 ,  F28D 15/02 ,  F28D 15/02 102 ,  H01L 23/427
FI (6件):
F28D 15/02 103 A ,  F28D 15/02 103 D ,  F28D 15/02 103 G ,  F28D 15/02 103 H ,  F28D 15/02 102 H ,  H01L 23/46 B
Fターム (5件):
5F036AA01 ,  5F036BA08 ,  5F036BA23 ,  5F036BB53 ,  5F036BB60
引用特許:
審査官引用 (6件)
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