特許
J-GLOBAL ID:200903062026108897

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-235116
公開番号(公開出願番号):特開平7-091280
出願日: 1993年09月21日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】油圧駆動式のバルブタイミング制御装置において、油圧条件にかかわりなくバルブタイミングを応答性良く制御し、ドライバビリティの向上を図る。【構成】吸気バルブ8の開閉タイミングを変更する可変バルブタイミング機構(VVT)25は、油圧制御弁56より供給される油圧で駆動する。電子制御装置(ECU)80はエンジン1の運転状態を検出する各センサ72,73,76の検出値に基づき、油圧制御弁56の目標制御量を算出する。ECU80は回転数センサ76、油温センサ79の検出値に基づき油圧ポンプ29からの油圧の状態を検出し、その検出結果に基づき油圧の状態に応じた補正ゲインを算出する。ECU80はその補正ゲインにより補正される目標制御量に基づき油圧制御弁56を制御する。従って、油圧制御弁56よりVVT25に供給されるべき油圧は、油圧ポンプ29からの油圧の状態の変動に応じて過不足なく補完される。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に同期して所定のタイミングで駆動され、燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉するための吸気バルブ及び排気バルブと、前記吸気バルブ及び前記排気バルブの少なくとも一方の開閉タイミングを、所定の範囲内で任意のタイミングに可変とするために油圧により駆動される可変バルブタイミング機構と、前記可変バルブタイミング機構に駆動用の油圧を供給するための油圧供給系と、前記油圧供給系内に設けられ、バルブタイミングを可変とすべく前記可変バルブタイミング機構に供給されるべき油圧を制御するための油圧制御弁と、前記内燃機関の運転状態を検出するための運転状態検出手段と、前記内燃機関の運転状態に応じてバルブタイミングを変更するために、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき前記油圧制御弁の目標制御量を算出するための目標制御量算出手段と、前記目標制御量算出手段の算出結果に基づき、前記バルブタイミングを変更すべく前記油圧制御弁の駆動を制御するための駆動制御手段とを備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記油圧供給系内に設けられ、前記可変バルブタイミング機構に供給されるべき油圧の状態を検出するための油圧状態検出手段と、前記油圧状態検出手段の検出結果に基づき前記油圧の状態に応じた補正量を算出し、その補正量に基づき前記目標制御量算出手段の算出結果を補正するための目標制御量補正手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (5件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02D 11/06 ,  F02D 45/00 312 ,  F02D 45/00 322
引用特許:
審査官引用 (6件)
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