特許
J-GLOBAL ID:200903062029560561

車両の制動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-301689
公開番号(公開出願番号):特開平9-142272
出願日: 1995年11月20日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 ドライバーが障害物等を回避するためにステアリング操作を行った場合に、車輪の制動力を利用して車両の進行方向を速やかに変更する。【解決手段】 ドライバーが障害物回避のためにステアリングハンドル5を急操作したことが操舵角センサS1 、操舵トルクセンサS2 及び/又は操舵トルク変化量センサS7 の出力に基づいて検出されると、電子制御ユニットUからの指令によってドライバーがブレーキペダル1を踏むことなくマスタシリンダ3がブレーキ油圧を発生する。油圧制御手段4は前記ブレーキ油圧を旋回内輪のブレーキキャリパに伝達し、該旋回内輪を制動する。これにより車両の進行方向を旋回方向内側に向けるようにヨーモーメントが発生し、このヨーモーメントでステアリング操作をアシストして障害物を回避することができる。
請求項(抜粋):
左車輪(WFL,WRL)及び右車輪(WFR,WRR)にそれぞれ設けられた車輪ブレーキ(BFL,BRR,BFR,BRL)と、左車輪(WFL,WRL)の車輪ブレーキ(BFL,BRL)及び右車輪(WFR,WRR)の車輪ブレーキ(BFR,BRR)を個別に作動させ得るアクチュエータ(2,4)と、ドライバーによるブレーキ操作から独立して前記アクチュエータ(2,4)を制御し得るアクチュエータ制御手段(M3)とを備えた車両の制動力制御装置において、ドライバーの緊急回避ステアリング操作を検出する緊急回避ステアリング操作検出手段(M1)を設け、緊急回避ステアリング操作が検出されたときに、前記アクチュエータ制御手段(M3)はステアリング操作方向への車両の進行方向変化を車輪ブレーキ(BFL,BRR,BFR,BRL)の制動力によって発生させるべく前記アクチュエータ(2,4)を制御することを特徴とする車両の制動力制御装置。
IPC (2件):
B60T 7/12 ,  B60T 8/24
FI (2件):
B60T 7/12 C ,  B60T 8/24
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (10件)
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