特許
J-GLOBAL ID:200903062218199489

パルス圧縮送受信装置及びパルス圧縮送受信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-073345
公開番号(公開出願番号):特開平10-268040
出願日: 1997年03月26日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 受信信号にドップラ周波数による位相変調がない場合のレンジサイドローブをゼロとし、ドップラ周波数による位相変調がある場合のピークレンジサイドローブレベルの劣化を少なくしたパルス圧縮送受信装置を得ること。【解決手段】 相補系列の一方でパルス内位相変調した幅Tのパルスと、上記送信パルス幅T以上の時間間隔wをあけ、相補系列の他方でパルス内位相変調した幅Tのパルスを送信し、上記2連の送信パルスの反射パルス受信後にPRIごとに上記2連の送信パルスを送信する送信装置と、2T+wの時間間隔の受信信号の最初の時間間隔Tの信号と、最初の送信パルスの変調に用いた相補系列で変調した参照信号との相関と、最後の時間間隔Tの信号と、相補系列の他方の系列で変調した参照信号との相関を求める相関器と、上記相関器で求めた2つの相関結果を入力し相関値を決定する判断器とを有する受信装置と、を備える。
請求項(抜粋):
相補系列を用いるパルス圧縮送受信装置において、初めに、相補系列の一方の系列でパルス内位相変調された幅Tのパルスを送信し、この送信パルスが目標で反射された反射パルスの受信を待たずに引き続いて上記送信パルスの幅T以上の時間間隔wをあけて、相補系列の他方の系列でパルス内位相変調された同じ幅Tのパルスを送信し、上記2連の送信パルスが目標で反射された2連の反射パルスの受信後に、パルス繰り返し周期ごとに上記2連の送信パルスの送信を繰り返す送信装置と、2T+wの時間間隔の受信信号の最初の時間間隔Tの信号と、最初の送信パルスのパルス内位相変調に用いられた相補系列の一方の系列でパルス内位相変調された参照信号との相関と、2T+wの時間間隔の受信信号の最後の時間間隔Tの信号と、相補系列の他方の系列でパルス内位相変調された参照信号との相関を求める相関器と、上記相関器で求められた2つの相関結果を入力とし2つの相関結果が両方とも0以外の時は、入力の2つの相関結果の和を出力し少なくとも片方が0の場合は、0を出力する判断器とを有する受信装置と、を備えたことを特徴とするパルス圧縮送受信装置。
IPC (2件):
G01S 13/28 ,  G01S 7/292
FI (2件):
G01S 13/28 B ,  G01S 7/292 C
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平1-303135
  • レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-141896   出願人:三菱電機株式会社
  • レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-287618   出願人:防衛庁技術研究本部長, 日本電気株式会社

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