特許
J-GLOBAL ID:200903062275936171

低純度酸素の製造方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木戸 一彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-061574
公開番号(公開出願番号):特開2000-258054
出願日: 1999年03月09日
公開日(公表日): 2000年09月22日
要約:
【要約】【課題】 比較的高圧力の低純度酸素を製造するプロセスにおいて、酸素回収率の向上や圧縮機に要する動力費の削減により原単位の低減が図れ、さらに、同時に得られる窒素の純度低下も防止することができる低純度酸素の製造方法及び装置を提供する。【解決手段】 高圧塔1の第一酸素富化液留分を気化してミキシング塔3に上昇ガスとして導入するとともに、低圧塔2の第二酸素富化液留分を昇圧してミキシング塔3の還流液として導入し、ミキシング塔3の頂部から低純度酸素を製品として回収する。
請求項(抜粋):
高圧塔、低圧塔及びミキシング塔を有する三塔式蒸留設備に原料空気を導入して低温蒸留することにより、少なくとも低純度酸素を製品として分離回収する低純度酸素の製造方法において、圧縮,精製,冷却した原料空気を前記高圧塔に導入して第一窒素留分と第一酸素富化液留分とに分離する第一蒸留工程と、該第一蒸留工程で分離した第一窒素留分と第一酸素富化液留分とを前記低圧塔に導入して第二窒素留分と第二酸素富化液留分とに分離する第二蒸留工程と、前記第一酸素富化液留分を気化した後に前記ミキシング塔の下部に上昇ガスとして導入するとともに、前記第二酸素富化液留分を昇圧した後に前記ミキシング塔の上部に還流液として導入し、低純度酸素留分と塔底液留分とに分離する第三蒸留工程と、該第三蒸留工程で分離した低純度酸素留分を製品として回収する製品回収工程とを含むことを特徴とする低純度酸素の製造方法。
Fターム (5件):
4D047AA08 ,  4D047AB01 ,  4D047AB02 ,  4D047DA04 ,  4D047DA06
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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