特許
J-GLOBAL ID:200903062285063974

3次元画像データを用いた展開図作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-189247
公開番号(公開出願番号):特開平8-055242
出願日: 1994年08月11日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 3次元画像データから対象の表面画像を一度に見る展開図を自動生成する際に、表側と裏側の絵が重なり合って純粋な表面画像が選られない、展開図における位置関係が不連続になってしまう、視線方向と平行な奥行きがある部位が映像化されない等の問題を解決する。【構成】 3次元デジタルデータ714を含む円の円周上にスリット701を設定し、このスリットから見た画像をボリュームレンダリグにて作成する。このスリットを任意の回転軸711を中心に回転移動させて処理を繰り返し、生成した画像データを横に並べて展開図302を作成する。3次元データ714全てをボリュームレンダリングの処理対象データとするのでなく、特定部位(721〜724)に対してのみ処理を行う。またスリットを回転移動させるだけでなく、物体の輪郭線上に設定し、視線方向を輪郭における接線と垂直になように設定することで、これまで情報が欠落していた部位の正確な画像表示を実現する。
請求項(抜粋):
対象物体の3次元画像データから該対象物体の展開図を作成する方法において、(1)3次元データ空間に、回転軸となる直線を設定すること、(2)上記回転軸と垂直に交わる第1の平面上に上記回転軸を中心点とする円を設定すること、(3)上記円の円周上に仮想的なスリットを上記回転軸と平行に設定すること、(4)上記回転軸と上記スリットを含む第2の平面に視点群を設定すること、(5)上記第2の平面上に並ぶ上記視点群からの視線ベクトルにそって上記3次元画像データを見たときのスリット状の画像を生成すること、(6)スリットの位置を上記回転軸を中心に順次回転移動させて上記(4)と(5)の処理を繰返すこと、および(7)生成した複数のスリット画像を並べて2次元画像を生成すること、との手順を有し、上記(5)の画像生成処理では、上記スリットと上記回転軸の間にある3次元画像データのみに対して画像生成処理を行うことを特徴とする展開図作成方法。
IPC (2件):
G06T 17/00 ,  G06T 3/00
FI (2件):
G06F 15/62 350 A ,  G06F 15/66 365
引用特許:
審査官引用 (4件)
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