特許
J-GLOBAL ID:200903062298855608

測位システムおよびその観測局並びにその基準局

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-070275
公開番号(公開出願番号):特開2002-267735
出願日: 2001年03月13日
公開日(公表日): 2002年09月18日
要約:
【要約】【課題】連続受信が不要であって、しかも必要なときにリアルタイムで観測地点の整数値バイアスを決定することを可能とする。【解決手段】地滑り等に係る位置の移動を観測する観測局2Nの観測局衛星受信装置3Nにより、任意の時刻に観測した複数の衛星信号についてのそれぞれ1サイクル以下の搬送波位相を基準局100に送信する。基準局100は、任意の時刻と同時刻に基準局衛星受信装置102で観測した複数の衛星信号の搬送波位相と、観測局2Nから送信されてきた搬送波位相とから整数値バイアスを決定し、観測局2Nの位置を算出する。この場合、任意の時刻における1サイクル以下の搬送波位相を観測値としているので、サイクルスリップの影響を受けることなく正確な整数値バイアスを決定することができる。また、任意の時刻に観測値を得ればよいので、受信動作を間欠的に行うことができる。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの地点に設置された観測局衛星受信装置を有する観測局と、前記観測局と通信により接続され、基準局衛星受信装置を有する基準局とを備え、前記観測局は、前記観測局衛星受信装置により、任意の時刻に観測した複数の衛星信号についてのそれぞれ1サイクル以下の搬送波位相を前記基準局に送信し、前記基準局は、前記任意の時刻と同時刻に前記基準局衛星受信装置で観測した前記複数の衛星信号の搬送波位相と、前記観測局から送信されてきた搬送波位相とから整数値バイアスを決定し、該基準局の位置を基準に上記観測局の位置を算出することを特徴とする測位システム。
Fターム (4件):
5J062BB08 ,  5J062CC07 ,  5J062DD23 ,  5J062GG02
引用特許:
審査官引用 (5件)
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