特許
J-GLOBAL ID:200903062392162853

船舶の推進装置における内燃機関廃熱回収プラント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 藤田 考晴 ,  上田 邦生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-180648
公開番号(公開出願番号):特開2007-001339
出願日: 2005年06月21日
公開日(公表日): 2007年01月11日
要約:
【課題】 推進システムの総合的なエネルギー効率を向上させ得る内燃機関廃熱回収プラントを提供することを目的とする。【解決手段】 主機9と電気推進との複合推進システム3を有する船舶1の内燃機関廃熱回収プラントにおいて、発電機21を駆動する発電機駆動用タービン19と、過熱蒸気を生成するボイラ17と、主機9の排ガスから熱量を回収して高圧蒸気を生成する高圧蒸気生成手段23および低圧蒸気を生成する低圧蒸気生成手段25と、過熱蒸気を発電機駆動用タービン19の入口に導入させる過熱蒸気供給ライン67と、高圧蒸気を発電機駆動用タービン19の上段側混気段に導入させる高圧蒸気ライン69と、低圧蒸気を発電機駆動用タービン19の下段側混気段に導入させる低圧蒸気ライン71と、高圧蒸気量および低圧蒸気量が増減すると過熱蒸気ライン67の供給量を反対に減増させるように制御する制御部と、が備えられていることを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内燃機関による主機と電気推進とを複合した推進システムを有する船舶の内燃機関廃熱回収プラントにおいて、 前記電気推進用の電力を供給する発電機を駆動し、中間部分に複数の混気段を有する発電機駆動用タービンと、 飽和蒸気および過熱蒸気を生成するボイラと、 前記内燃機関の排ガスから熱量を回収して高圧蒸気を生成する高圧蒸気生成手段と、 該高圧蒸気生成手段の下流側で、前記内燃機関の排ガスから熱量を回収して低圧蒸気を生成する低圧蒸気生成手段と、 前記ボイラが生成した過熱蒸気を前記発電機駆動用タービンの入口に導入させる過熱蒸気供給ラインと、 前記高圧蒸気生成手段が生成した高圧蒸気を前記発電機駆動用タービンの上段側混気段に導入させる高圧蒸気ラインと、 低圧蒸気生成手段が生成した低圧蒸気を前記発電機駆動用タービンの下段側混気段に導入させる低圧蒸気ラインと、 前記高圧蒸気ラインおよび前記低圧蒸気ラインの蒸気量が増減すると前記過熱蒸気ラインの供給量を反対に減増させるように調節する制御手段と、 が備えられていることを特徴とする船舶の内燃機関廃熱回収プラント。
IPC (4件):
B63J 3/02 ,  B63H 21/14 ,  B63H 21/17 ,  B63H 21/20
FI (4件):
B63J3/02 D ,  B63H21/14 ,  B63H21/17 ,  B63H21/20
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

前のページに戻る