特許
J-GLOBAL ID:200903062573814577

制振ラックフレーム及び高層倉庫

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤井 紘一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-267743
公開番号(公開出願番号):特開2000-095313
出願日: 1998年09月22日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】 水平方向の力に対するねばりが強く、全体の重量が軽く、安全性が高く、施工性が良く、経済的な高層倉庫の制振ラックフレームを提供する。【解決手段】 制振ラックフレーム1は、上弦材21及び下弦材22から構成される下部梁20と、下部梁20上に立設された中立軸11、中立軸11を挟む主架構12、横梁13及び斜材14から構成されてトラス構造をなす複数のフレーム部10と、フレーム部10の上端部を横方向に連結してフレーム部10とで門型ラーメン構造を構成する上弦材31及び下弦材32を有する上部梁30と、中立軸11及び主架構12の下側で上弦材21と下弦材22とをアンカーボルトを用いないで連結する束材40と、主架構12の下側の束材40周りに空隙部51を有するコンクリートのマットスラブ50と、マットスラブ50の下層に設けられて空隙部51の下側に空隙部61を有するスペーサ60とを備える。
請求項(抜粋):
高層倉庫のラックフレームとして用いられる制振ラックフレームであって、地面ラインに配置された上弦材、及び前記上弦材の下側に所定間隔を介して対向配置された下弦材から構成される下部梁と、前記下部梁の前記上弦材上に立設された中立軸、前記中立軸を挟むように前記中立軸と所定間隔を介して一対配置されるとともに前記下部梁の前記上弦材上に立設された主架構、前記中立軸と一対の前記主架構とを横方向に連結する横梁、及び前記中立軸と一対の前記主架構とを斜め方向に連結する斜材から構成されてトラス構造をなし、複数並設されたフレーム部と、複数の前記フレーム部の上端部を横方向に連結するとともに所定間隔を介して対向配置された上弦材と下弦材、及び一対の前記主架構間において前記上弦材と前記下弦材とを斜め方向に連結する斜材から構成され、前記フレーム部とで門型ラーメン構造を構成する上部梁と、前記中立軸及び各前記主架構の下側であって前記下部梁の前記上弦材と前記下弦材との間を、アンカーボルトを用いることなく連結する鉄鋼からなる束材と、前記下部梁の前記上弦材と前記下弦材との間に位置するように設けられた地中層であって、各前記主架構の下側の前記束材周りに第1空隙部を有するコンクリートからなるマットスラブと、前記下部梁の前記下弦材の下側に位置するように設けられた地中層であって、前記マットスラブの前記第1空隙部に対向する領域に第2空隙部を有する鉄鋼からなる板状のスペーサとを備えることを特徴とする制振ラックフレーム。
Fターム (7件):
3F022FF02 ,  3F022JJ09 ,  3F022MM02 ,  3F022MM03 ,  3F022MM13 ,  3F022MM52 ,  3F022MM57
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • ラック倉庫の制震構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-060121   出願人:株式会社熊谷組
  • 特開平3-233082
  • 免震倉庫
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-001512   出願人:鹿島建設株式会社
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