特許
J-GLOBAL ID:200903062594747683

内燃機関の可変バルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-222031
公開番号(公開出願番号):特開2001-050063
出願日: 1999年08月05日
公開日(公表日): 2001年02月23日
要約:
【要約】【課題】 カム軸位相を中間ロック位相で確実にロックできるようにする。【解決手段】 イグニッションスイッチがオフされると、油圧制御弁29を進角制御して、ハウジング31に対してロータ35を進角方向に相対回動させてカム軸位相を進角させる。その後、カム軸位相が中間ロック位相を通り越して進角した場合は、油圧制御弁29をフィードバック制御してカム軸位相を中間ロック位相に戻す。このようなロック進角制御によって、カム軸位相が中間ロック位相付近に制御されている間に、ロックピン58のスプリング62のばね力が油圧に打ち勝つようになると、ロックピン58がロック穴59に嵌まり込み、カム軸位相が中間ロック位相でロックされる。これにより、イグニッションスイッチのオフ時にカム軸位相が中間ロック位相よりも遅角側にあったとしても、カム軸位相を中間ロック位相で確実にロックできる。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸と同期して回転する第1の回転体と、前記第1の回転体と同軸状に配置され、吸気バルブ又は排気バルブを開閉駆動するカム軸に連結された第2の回転体と、前記第1の回転体と前記第2の回転体のいずれか一方に設けられ、両回転体間に形成された流体室を進角室と遅角室とに区画するベーンと、前記進角室と前記遅角室に供給する流体圧力を制御する流体圧力制御手段と、前記流体圧力制御手段を制御して前記進角室と前記遅角室の流体圧力をそれぞれ変化させて前記第1の回転体と前記第2の回転体とを相対回動させることで、前記クランク軸に対する前記カム軸の回転位相(以下「カム軸位相」という)を変化させてバルブタイミングを可変制御するバルブタイミング制御手段と、内燃機関の停止中及び始動時に前記カム軸位相をその調整可能範囲の略中間に位置する中間ロック位相でロックするように付勢された相対回動ロック手段とを備えた内燃機関の可変バルブタイミング制御装置において、内燃機関の停止指令を検出する機関停止指令検出手段を備え、前記バルブタイミング制御手段は、前記機関停止指令検出手段で停止指令を検出したときに前記カム軸位相をロックのために進角させるように前記流体圧力制御手段を制御することを特徴とする内燃機関の可変バルブタイミング制御装置。
IPC (3件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02D 17/00
FI (3件):
F02D 13/02 G ,  F01L 1/34 E ,  F02D 17/00 H
Fターム (31件):
3G016AA19 ,  3G016BA22 ,  3G016BA23 ,  3G016BA28 ,  3G016CA21 ,  3G016CA59 ,  3G016DA06 ,  3G016DA23 ,  3G016GA00 ,  3G016GA06 ,  3G016GA07 ,  3G092AA11 ,  3G092DA01 ,  3G092DA02 ,  3G092DA09 ,  3G092DF04 ,  3G092EA03 ,  3G092EA09 ,  3G092EA13 ,  3G092EC01 ,  3G092FA15 ,  3G092FA40 ,  3G092FB05 ,  3G092GA01 ,  3G092GA10 ,  3G092HA05Z ,  3G092HA06Z ,  3G092HE00Z ,  3G092HE01Z ,  3G092HE03Z ,  3G092HE08Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る