特許
J-GLOBAL ID:200903014861396831

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-019163
公開番号(公開出願番号):特開平11-210424
出願日: 1998年01月30日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 機関性能の低下を最小に抑制し、機関始動時から油温上昇までの間のバルブタイミング不安定を防止可能な内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供する。【解決手段】 内燃機関にベーン式可変バルブタイミング機構10を設け、機構10のベーン体110に中間位置ロックピンを設ける。機構10のハウジング100にはベーン体がハウジングに対して最遅角位置と最進角位置との中間に位置したときに中間位置ロックピン位置と整合する中間位置ロック孔を設ける。機関始動後、油温が低い間は作動油粘度が高いためバルブタイミングフィードバック制御が不安定になる。制御回路30は、油温が低い間は油圧で中間位置ロックピンを中間位置ロック孔に係合させベーン体を中間位置に固定する。これによりバルブタイミングが固定されバルブタイミング不安定が生じない。
請求項(抜粋):
内部に放射状に形成された仕切壁を有するハウジングと、前記仕切壁によりハウジング内に形成される区画を、進角油圧室と遅角油圧室とに区分する放射状ベーンを有し、前記ハウジング内部に回動可能に配置されたベーン体と、前記進角油圧室と遅角油圧室とに供給する作動油圧力を制御する油圧制御装置とを備え、前記ハウジングを内燃機関のカムシャフトとクランクシャフトとのうち一方に連結し、前記ベーン体を前記カムシャフトとクランクシャフトとのうち他方に連結し、前記進角油圧室に作動油を供給することにより前記内燃機関バルブタイミングが進角する方向に、前記遅角油圧室内に作動油を供給することにより前記内燃機関バルブタイミングが遅角する方向に、それぞれ前記ハウジングと前記ベーン体とを相対的に回動させる内燃機関のバルブタイミング制御装置であって、前記作動油温度が予め定めた温度以下のときに前記ベーン体を前記ハウジングに対して、バルブタイミング最進角位置と最遅角位置との中間位置に係止する中間係止手段を備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (3件):
F01L 1/34 ,  F02D 13/02 ,  F02D 41/22 320
FI (3件):
F01L 1/34 E ,  F02D 13/02 G ,  F02D 41/22 320
引用特許:
出願人引用 (13件)
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