特許
J-GLOBAL ID:200903062683097730

放射線弁別測定方法および放射線弁別測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-098410
公開番号(公開出願番号):特開平11-271453
出願日: 1998年03月25日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【課題】測定対象物の内部を調査するために非破壊試験を行う際、測定対象物に放射して得られる放射線から、各個別の放射線として弁別するとともに、弁別した各放射線をタイムラグなしに、直接撮像して画像化できるようにする。シンチレータを構成する材料およびその厚さの改良により、撮像された画像のかぶりを補正して、高感度の画像を得ることができるようにする。【解決手段】放射線源から放射される放射線照射領域に、測定対象物4、第1のシンチレータ7、第2のシンチレータ8および第3のシンチレータ9を配置し、第1のシンチレータ7で第1の波長域の光線を発光させ、第2のシンチレータ8で第2の波長域の光線を、第3のシンチレータ9で第3の波長域の光線を発光させ、これら第1、第2および第3のシンチレータの発光を波長別に認識し、かつ補正し、放射線の種類に応じた測定を波長で弁別し、同時に測定することを特徴とする。
請求項(抜粋):
放射線源から放射される放射線照射領域に、測定対象物、第1のシンチレータ、第2のシンチレータおよび第3のシンチレータを配置し、第1のシンチレータでは、前記放射線源から放射される放射線を前記測定対象物に放射させて得られる放射線の種類A、種類Βおよび種類Cに感応して第1の波長域の光線を発光させ、第2のシンチレータでは、前記第1のシンチレータで吸収されずに透過する放射線の種類Bおよび種類Cに感応して前記第1の波長域と異なる第2の波長域の光線を発光させ、第3のシンチレータでは、前記第2のシンチレータで吸収されずに透過する放射線の種類Cに感応して前記第1および前記第2の波長域と異なる第3の波長域の光線を発光させ、これら第1、第2および第3のシンチレータの発光を波長別に認識し、前記第1のシンチレータのデータを第2および第3のシンチレータのデータで補正し、前記第2のシンチレータのデータを第3のシンチレータのデータで補正することにより放射線の種類に応じた測定を波長で弁別し、同時に測定することを特徴とする放射線弁別測定方法。
引用特許:
審査官引用 (9件)
全件表示
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 「蛍光体ハンドブック」, 19910620, 第1版第2刷, 第12頁

前のページに戻る