特許
J-GLOBAL ID:200903062783277876

廃棄物処分場およびその構築工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-286859
公開番号(公開出願番号):特開平10-128267
出願日: 1996年10月29日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 汚染水の外部への浸出を確実に防止すること。【解決手段】 処分場は、地中連続壁10と透水層12とを有している。連続壁10は、下端側が不透水層16により遮水閉塞されている。透水層12は、連続壁10の中間位置に設けられ、透水材12aと、給排水用の孔部12bとから構成されていて、透水材12aの下端は、連続壁10の下端よりも上方に位置し、かつ、不透水層16に到達する深度まで設けられている。この処分場では、透水層12の水位が、廃棄物20の水位よりも常時高くなるように制御装置22により制御される。制御装置22には、透水層12の水位を検出するための第1水位センサ24と、廃棄物20の水位を検出する第2水位センサ26とが接続され、孔部12bに水を給水する給水ポンプ28と、孔部12bから水を排出する排水ポンプ30とが接続されている。
請求項(抜粋):
下端が不透水層または遮水性の底版で閉塞された遮水性の地中連続壁を備え、前記地中連続壁の内側を掘削した後に、その内部に廃棄物を投棄する廃棄物処分場であって、前記地中連続壁の中間に給水した透水層を形成し、前記透水層および前記地中連続壁内の廃棄物水位とを検出する水位センサを設置し、これらの水位センサの検出値に基づいて前記透水層の水位が前記廃棄物水位よりも常時高くなるように給排水する制御装置を設けたことを特徴とする廃棄物処分場。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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