特許
J-GLOBAL ID:200903062941899669
好熱菌由来オリゴペプチダーゼ
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-056726
公開番号(公開出願番号):特開2004-261138
出願日: 2003年03月04日
公開日(公表日): 2004年09月24日
要約:
【課題】コラーゲン様オリゴペプチド(FALGPA、Pz-PLGPR、Z-GPLGPなど)を分解するオリゴペプチダーゼの提供。【解決手段】Geobacillus 属に属する微生物(好適にはGeobacillus collagenovorans MO-1株(FERM P-19230)又は当該菌株と同一な菌学的性質を有する微生物)を培養し、培養物から採取されるオリゴペプチダーゼ、並びにその製造法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の特性を有することを特徴とするオリゴペプチダーゼ。
作用:Pz-PLGPRをPz-PLとGPRに分解し、ブラジキニンをRPPGFとSPFRに分解する。FALGPA、Z-GPLGP、サブスタンスP、及びニューロテンシンに対しても分解が認められる。
基質特異性:FALGPA、Pz-PLGPR、Z-GPLGP及びブラジキニンを分解するが、タイプIコラーゲン、ゼラチン、カゼイン、ケラチン及びエラスチンを分解しない。
至適pH:8.0〜9.0
力価の測定法:ニンヒドリン比色法、HPLC
至適温度:70°C
作用適温範囲:50〜70°C(50°Cで至適温度の活性の半分の値)
加熱安定性:pH8.5において70°C、30分間加熱後100%の酵素活性が残存し、74°Cで30分間加熱後、55%の酵素活性が残存する。
分子量:SDS-PAGE法による変性条件下での分子量は約70kDa、ゲル濾過クロマトグラフィーを用いた非変性条件下の分子量は約253kDaである。
酵素阻害物質:2 mMの塩化亜鉛、塩化鉄、塩化ニッケル及び塩化銅により、酵素活性が90%以上阻害される。また、2 mMのEDTAやo-フェナントロリンにより、酵素活性が90%以上阻害される。
酵素賦活物質:1 mMの塩化マンガンにより酵素活性が300%以上賦活され、0.2 mMの塩化コバルトにより酵素活性が300%以上賦活される。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
4B050CC01
, 4B050DD02
, 4B050EE03
, 4B050HH01
, 4B050LL01
, 4B050LL02
, 4B050LL10
引用文献:
審査官引用 (5件)
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Appl. Microbiol. Biotechnol., 2001, 57, p.103-108
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Infect. Immun., 1996, 64 [8], p.3401-3406
-
J. Biol. Chem., 1992, 267 [20], p.14285-14293
-
Biochem. J., 1993, 294, p.451-457
-
Med. Microbiol. Immunol., 1996, 185, p.1-10
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