特許
J-GLOBAL ID:200903062962310665
DNA断片の増幅方法
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
杉本 勝徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-208422
公開番号(公開出願番号):特開2009-278865
出願日: 2006年07月31日
公開日(公表日): 2009年12月03日
要約:
【課題】高等植物のトランスポゾンディスプレイ法のために、標識PCR産物だけを選択的に増幅でき、実験結果に個人差が少ないDNA断片の増幅方法を提供する。 【解決手段】DNA断片の増幅方法は、高等植物の細胞からゲノムDNAを抽出するDNA抽出工程と、ゲノムDNAを制限酵素によって部分消化してDNA断片とし、このDNA断片にアダプターを付加するアダプター付加工程と、アダプターがライゲーションされたDNA断片を鋳型とし、前記トランスポゾンに特異的なプライマーのみを使用する片側PCR法によって、DNA断片を増幅する第1のPCR工程と、第1のPCR工程によって増幅したDNA断片を鋳型とし、トランスポゾンに特異的な標識プライマー及びアダプターに相補的なプライマーを使用する両側PCR法によって、DNA断片を増幅する第2のPCR工程と、をこの順序で含んでいる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
高等植物のトランスポゾンディスプレイ法に使用するDNA断片の増幅方法であって、
(1)高等植物の細胞からゲノムDNAを抽出するDNA抽出工程と、
(2)ゲノムDNAを制限酵素によって部分消化してDNA断片とし、このDNA断片に前記制限酵素の認識部位と結合可能なアダプターをライゲーションするアダプター付加工程と、
(3)前記アダプターがライゲーションされたDNA断片を鋳型とし、前記トランスポゾンに特異的なプライマーのみを使用する片側PCR法によって、DNA断片を増幅する第1のPCR工程と、
(4)前記第1のPCR工程によって増幅したDNA断片を鋳型とし、前記トランスポゾンに特異的な標識プライマー及び前記アダプターに相補的なプライマーを使用する両側PCR法によって、DNA断片を増幅する第2のPCR工程と、
をこの順序で含むDNA断片の増幅方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (28件):
4B024AA07
, 4B024AA11
, 4B024AA20
, 4B024CA01
, 4B024EA10
, 4B024FA13
, 4B024GA06
, 4B024HA08
, 4B024HA11
, 4B063QA01
, 4B063QA18
, 4B063QQ04
, 4B063QQ09
, 4B063QQ42
, 4B063QR08
, 4B063QR32
, 4B063QR42
, 4B063QR50
, 4B063QR55
, 4B063QR62
, 4B063QR73
, 4B063QR78
, 4B063QS03
, 4B063QS25
, 4B063QS28
, 4B063QS34
, 4B063QS36
, 4B063QX01
引用特許:
出願人引用 (3件)
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特願第2002-369691号公報
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米国特許第6,420,117号公報
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変異検出方法、変異検出プログラム及び記憶媒体
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-237438
出願人:国立大学法人和歌山大学, 学校法人近畿大学, 独立行政法人科学技術振興機構
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