特許
J-GLOBAL ID:200903062966361035

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-293502
公開番号(公開出願番号):特開2009-121254
出願日: 2007年11月12日
公開日(公表日): 2009年06月04日
要約:
【課題】吸排気弁が共に閉弁している期間(負のバルブオーバーラップ期間)を形成して、同期間に亘って圧縮される既燃ガスから燃焼室構成部材へ熱を伝達させ得る内燃機関の制御装置であって、同期間の形成による排ガス温度の低下を抑制し得る装置の提供。【解決手段】負のバルブオーバーラップ期間を形成する制御中においては、運転速度NEが小さいほど、同期間に対応する時間が長くなり上記熱の伝達度合いが大きくなる。このため運転速度NEが小さい状態が長時間継続すると排ガス温度が低下する傾向がある。この装置は、負のバルブオーバーラップ期間を形成する制御中に、運転速度NEが所定速度NE1以下である状態がA秒継続した場合、負のバルブオーバーラップ期間を形成するのに代えて、正のバルブオーバーラップ期間を形成する制御をB秒継続する。これにより排ガス温度の低下が抑制され、触媒温度THCが活性温度THC1よりも低くなる事態が回避され得る。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気弁の開閉時期、及び/又は前記内燃機関の排気弁の開閉時期を調整する弁開閉時期調整機構を備えた内燃機関に適用され、 前記吸気弁、及び前記排気弁が共に閉弁している期間である負のバルブオーバーラップ期間を前記内燃機関の運転状態に基づいて決定される基準期間に一致させるように、前記弁開閉時期調整機構を制御するオーバーラップ期間形成手段を備えた内燃機関の制御装置であって、 前記オーバーラップ期間形成手段は、 前記オーバーラップ期間形成手段により前記負のバルブオーバーラップ期間が形成されている間において、前記負のバルブオーバーラップ期間に亘って前記内燃機関の燃焼室内の既燃ガスから前記燃焼室を構成する部材へ伝達される熱の伝達度合いが所定の度合い以上となる場合、前記負のバルブオーバーラップ期間が前記基準期間よりも短い期間になるように、又は、前記吸気弁、及び前記排気弁が共に開弁している期間を形成するように、前記弁開閉時期調整機構を制御するオーバーラップ期間変更手段を備えた内燃機関の制御装置。
IPC (1件):
F02D 13/02
FI (1件):
F02D13/02 H
Fターム (22件):
3G092AA01 ,  3G092AA05 ,  3G092AA11 ,  3G092DA01 ,  3G092DA02 ,  3G092DA08 ,  3G092DA12 ,  3G092EA02 ,  3G092EA08 ,  3G092EA14 ,  3G092EA17 ,  3G092EB03 ,  3G092FA15 ,  3G092HA01Z ,  3G092HA13X ,  3G092HA13Z ,  3G092HD01X ,  3G092HD02Z ,  3G092HD05Z ,  3G092HE01Z ,  3G092HE03Z ,  3G092HE08Z
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (3件)

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