特許
J-GLOBAL ID:200903063010047517

接地体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-027109
公開番号(公開出願番号):特開2002-231335
出願日: 2001年02月02日
公開日(公表日): 2002年08月16日
要約:
【要約】【課題】 接地電極を必要以上に深く埋設せずに、地表の電位傾度を基準値以内に抑えることができる接地体を提供する。【解決手段】 IV線10の先端の5m部分の絶縁被覆を剥がし、剥き出しになった銅撚線を接地電極11、絶縁被覆のある部分を接地線12として、絶縁被覆の境界部分で、接地電極11を接地線12側へ180°折り返えす。この様に形成した接地体を、ほぼ垂直に掘削した掘削孔21に挿通した後、この掘削孔21を半導体充填物22等で埋める。避雷針等から侵入した雷サージ電流は、接地線12を介して接地電極11の下端に導かれ、この接地電極11の中を下端から上端に流れつつ、接地電極11の表面から地中に放出される。このため、接地電極11の下端から地中に放出される接地電流が大きくなり、上端から地中に放出される接地電流は小さくなって、地表の電位傾度を抑えることができる。
請求項(抜粋):
電気設備または建築構造物と大地とを電気的に接続するための接地体であって、大地内部にほぼ垂直に埋設され、前記電気設備または建築構造物から流入する電流を地中に放出するための棒状または線状の接地電極と、前記接地電極の下端または中央部に接続され、前記電気設備または建築構造物から該接地電極へ前記電流を導くための絶縁被覆された接地線とを、備えたことを特徴とする接地体。
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る