特許
J-GLOBAL ID:200903063018527992
蓋付きキャップのヒンジ構造
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
萼 経夫
, 中村 壽夫
, 宮崎 嘉夫
, 小野塚 薫
, 加藤 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-275392
公開番号(公開出願番号):特開2005-035628
出願日: 2003年07月16日
公開日(公表日): 2005年02月10日
要約:
【課題】 蓋付きキャップにおいて、キャップ本体と蓋とを連結するヒンジに開き度の大きい反転性を与えると共にヒンジの耐久性が高められる構造とする。【解決手段】 円筒状のキャップ本体1とこのキャップ本体を覆う有底円筒状の蓋2の外壁相互がヒンジ3で一体に連結されてなる合成樹脂製の蓋付きキャップであって、ヒンジ3は、折り曲げ溝6を備えた一つ剛直な主ヒンジ4と、この主ヒンジの両側に夫々接合され、両側部が夫々キャップ本体及び蓋の外壁に接合された略均一の薄い厚さの弾性膜5,5とからなり、この弾性膜は蓋の開の状態で略直線状を呈し、閉の状態で僅かに湾曲するように形成される。各弾性膜5の折り曲げ溝6の端部近傍には、円形の透孔7が穿設される。剛直な主ヒンジ4によって安定した折り畳みを行い、弾性膜5によって開度の大きい反転性を与え、円形の透孔7によって蓋開閉時に弾性膜に生じる歪みを吸収するようにした。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
略円筒状のキャップ本体と該キャップ本体を覆う有底略円筒状の蓋の外壁相互がヒンジで一体に連結されてなる合成樹脂製の蓋付きキャップであって、
前記ヒンジは、一つの剛直な主ヒンジと、該主ヒンジの両側に夫々接合されると共に両側部が夫々前記キャップ本体及び蓋の外壁に接合される略均一厚さの弾性膜とからなり、
前記主ヒンジは、
前記蓋の開の状態において、開いた上面が略平坦な面となり、該平坦な面上に前記キャップ本体と蓋との中間位置で横切る方向に折り曲げ溝を有し、該折り曲げ溝と直交する面で画定する側面を両側に夫々備えており、
前記弾性膜は、夫々、
前記蓋の開の状態において、その一端部は前記主ヒンジの側面に、該主ヒンジの前記平坦な面に沿って接合され、他端部は前記一端部から下方外方に向かって傾斜した部位に位置し、最他端部は蓋の開の状態で略直線状を呈し、閉の状態で僅かに外側に湾曲するように形成され、
該弾性膜の、前記折り曲げ溝の延長線上の該折り曲げ溝の端部近傍には、円形、楕円形を含む、縁部が湾曲した線でかたどられた形状の肉薄部又は透孔が夫々形成されてなることを特徴とする蓋付きキャップのヒンジ構造。
IPC (1件):
FI (2件):
B65D47/08 J
, B65D47/08 G
Fターム (24件):
3E084BA01
, 3E084CA01
, 3E084CB01
, 3E084CB02
, 3E084CB04
, 3E084CC04
, 3E084CC05
, 3E084DA01
, 3E084DB13
, 3E084DC04
, 3E084DC05
, 3E084FA04
, 3E084FA08
, 3E084FC07
, 3E084GA08
, 3E084GB06
, 3E084GB12
, 3E084HA07
, 3E084HB02
, 3E084HC03
, 3E084HD04
, 3E084LA04
, 3E084LB02
, 3E084LB07
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
蓋付きキャップのヒンジ構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-043650
出願人:味の素株式会社, 東京ライト工業株式会社
審査官引用 (1件)
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蓋付きキャップのヒンジ構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-371547
出願人:味の素株式会社, 東京ライト工業株式会社
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