特許
J-GLOBAL ID:200903063203762612

液体移動型光スイッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 絹谷 信雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-080088
公開番号(公開出願番号):特開2000-275552
出願日: 1999年03月24日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】 信頼性が高く、小形化が容易な液体移動型光スイッチを提供する。【解決手段】 注入用溝23が蓋21側に設けられているので、屈折率整合液を光路切換用溝6内に注入した後に屈折率整合液を封止するための樹脂材料が蓋21と光導波路基板20との間で接触しやすくなり、完全な封止を行うことができる。このため、外部環境が厳しい条件下、特に高温高湿度やヒートサイクルが加わる環境条件下であっても、内部の屈折率整合液が漏れ出ることがなく正常な光の切換動作を行うことができる。また、蓋21の材質として光導波路基板20との熱膨張率の差が10-5以下である多成分ガラスを用いることにより、ヒータ膜8a、8bによる熱の影響が減少する。
請求項(抜粋):
互いに交差しないm本の光導波路及び互いに交差しないn本の光導波路が互いに交差する光導波路基板と、上記光導波路の各交差部に形成され、上記光導波路の光軸と所定の角度をなす壁面を有する光路切換用溝と、該光路切換用溝内に一定の量だけ注入され上記光導波路の屈折率に略等しい屈折率を有する屈折率整合液と、上記光路切換用溝の近傍に配置された発熱手段と、上記光導波路基板上に接合され上記光路切換用溝に注入された屈折率整合液を封止するための蓋とを備えた液体移動型光スイッチにおいて、上記屈折率整合液を注入するための注入用溝を上記蓋側に形成する構造として、注入溝を長くする設計を可能とし、上記液体の注入を容易としたことを特徴とする液体移動型光スイッチ。
Fターム (5件):
2H041AA16 ,  2H041AB32 ,  2H041AB40 ,  2H041AC07 ,  2H041AZ01
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る