特許
J-GLOBAL ID:200903063252630179

ヒートポンプサイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-285386
公開番号(公開出願番号):特開2002-195677
出願日: 2001年09月19日
公開日(公表日): 2002年07月10日
要約:
【要約】【課題】 暖房運転時において必要な潤滑油量を確保しつつ、成績係数の悪化を防止する。【解決手段】 暖房運転時においても吐出側冷媒と吸入側冷媒とを熱交換する。これにより、暖房運転時においても、吸入側冷媒中の潤滑油を多く含む液相冷媒を吐出側冷媒により加熱して液相冷媒を気化させることができるので、圧縮機110に吸入される液相冷媒量を減少させることができる。したがって、圧縮機110の圧縮仕事が増大することを防止しつつ、オイル戻し穴144の開口面積を暖房運転時において最適な潤滑油量を確保することができる程度まで拡大することができる。また、吐出側冷媒と吸入側冷媒とを熱交換することにより吐出側冷媒のエンタルピを下げることができるので、冷房運転時及び暖房運転時のいずれの場合においても、空調に寄与する熱量を増大させることができる。
請求項(抜粋):
冷暖房切換可能なヒートポンプサイクルであって、冷媒を吸入圧縮する圧縮機(110)と、室外空気と冷媒との間で熱交換を行う室外熱交換器(130)と、室内に吹き出す室内空気と冷媒との間で熱交換を行う室内熱交換器(120)と、冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離するとともに、潤滑油を含む液相冷媒を取り出すオイル戻し穴(144)を有し、そのオイル戻し穴(144)から取り出された潤滑油を含む液相冷媒と、分離した気相冷媒とを前記圧縮機(110)の吸入側に流出させるアキュムレータ(140)と、前記室内熱交換器(120)と前記室外熱交換器(130)との間を流通する吐出側冷媒と前記アキュムレータ(140)から流出して前記圧縮機(110)に吸入される吸入側冷媒とを熱交換する内部熱交換器(150)と、前記室内熱交換器(120)と前記内部熱交換器(150)とを結ぶ冷媒通路に設けられ、室内に吹き出す空気を冷却する冷房運転時に前記内部熱交換器(150)から流出する冷媒を減圧する第1減圧器(161)と、前記室外熱交換器(130)と前記内部熱交換器(150)とを結ぶ冷媒通路に設けられ、室内に吹き出す空気を加熱する暖房運転時に前記内部熱交換器(150)から流出する冷媒を減圧する第2減圧器(162)とを備えることを特徴とするヒートポンプサイクル。
IPC (4件):
F25B 13/00 331 ,  F25B 13/00 ,  F25B 13/00 103 ,  F25B 43/00
FI (6件):
F25B 13/00 331 B ,  F25B 13/00 A ,  F25B 13/00 N ,  F25B 13/00 Q ,  F25B 13/00 103 ,  F25B 43/00 G
Fターム (8件):
3L092AA01 ,  3L092AA08 ,  3L092BA16 ,  3L092BA21 ,  3L092BA27 ,  3L092DA15 ,  3L092EA02 ,  3L092FA27
引用特許:
審査官引用 (8件)
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