特許

J-GLOBAL ID：200903063320673957

電力ケーブルの水トリー劣化の診断方法

発明者： 中出 雅彦 ,  井上 大輔 ,  村田 義直 ,  遠藤 桓
出願人/特許権者： 東京電力株式会社 ,  日立電線株式会社
代理人 (1件)： 平田 忠雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-248798
公開番号（公開出願番号）：特開2002-062331
出願日： 2000年08月18日
公開日（公表日）： 2002年02月28日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】電源等が含むノイズ性の高調波成分と水トリー劣化に基づく高調波成分を明確に区別して水トリー劣化を診断することのできる電力ケーブルの水トリー劣化の診断方法を提供する。【解決手段】CVケーブルの絶縁体より構成される供試コンデンサ2(Cx)と可変抵抗3(R3)を中点aを介して直列に接続した第1の回路1と、可変コンデンサ6(C4)および固定抵抗7(R4)の並列接続回路8と標準コンデンサ5(Cs)を中点bを介して直列に接続した第2の回路4を並列に接続することによりシエーリングブリッジ回路9を構成し、中点a、bにアイソレーション差動アンプ10、バンドパスフィルタ11、アンプ12およびオシロスコープ13を順に接続して測定回路を構成する。損失電流に含まれ、かつ異なる電圧において各電圧の基本波成分との比が一定している高調波成分の確認をもって水トリー劣化の発生と診断する。

請求項（抜粋）：

電力ケーブルの絶縁体に電圧を印加して損失電流を検出し、前記損失電流に含まれる高調波成分を測定することによって前記絶縁体の水トリー劣化の診断を行う電力ケーブルの水トリー劣化の診断方法において、水トリー劣化に基づく高調波成分と電源等に含まれるノイズ性高調波成分の電圧依存性の違いに基づいて前記水トリー劣化の診断を行うことを特徴とする電力ケーブルの水トリー劣化の診断方法。

Fターム (3件)：

2G015AA27 ,  2G015BA04 ,  2G015CA20

引用特許：

審査官引用 (2件)

• ケーブルの劣化診断方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-093641   出願人：昭和電線電纜株式会社
• ケーブルの劣化診断方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-192485   出願人：住友電気工業株式会社, 関西電力株式会社