特許
J-GLOBAL ID:200903081349354093

ケーブルの劣化診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 秀實 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-192485
公開番号(公開出願番号):特開2000-009788
出願日: 1998年06月22日
公開日(公表日): 2000年01月14日
要約:
【要約】【課題】 高圧電力ケーブルの活線下における絶縁劣化の診断に最適な方法を提供する。【解決手段】 交流電源Eより交流電圧をケーブル1に印加し、バンドパスフィルタ7の通過帯域を電源Eの周波数(基本周波数)に合わせ、このフィルタ7から出力される交流電源の周波数成分を可変抵抗R1の抵抗値調整と可変コンデンサC1の容量調整とによってキャンセルし、最小になるように調整する。そのときに放出される電流の基本周波数に対する高調波電流の大きさを測定する。この高調波電流値の測定を電圧値が異なる交流電圧について行い、各電圧値の印加において検出された高調波電流値の比率によってケーブルの劣化度合を判定する。高調波電流値の比率とケーブルの破壊電圧には相関関係があり、ケーブルの劣化程度を診断することができる。
請求項(抜粋):
交流電圧をケーブルに印加し、ケーブルに流れる電流の基本周波数成分が最小になるように調整して、そのときに放出される電流の基本周波数に対する高調波電流の大きさを測定するケーブルの劣化診断方法において、前記交流電圧は電圧値が異なる複数種を用い、各電圧値の印加において検出された高調波電流値の比率によってケーブルの劣化度合を判定するケーブルの劣化診断方法。
Fターム (4件):
2G015AA27 ,  2G015BA04 ,  2G015CA05 ,  2G015CA20
引用特許:
審査官引用 (2件)

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