特許
J-GLOBAL ID:200903063396201280

セラミックがいし塗膜用シリコーン組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩見谷 周志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-177567
公開番号(公開出願番号):特開平11-005949
出願日: 1997年06月18日
公開日(公表日): 1999年01月12日
要約:
【要約】【課題】 漏れ電流抑制効果に優れ、従来のシリコーンオイルコンパウンドに比べて耐久性が高く、且つ手塗りや高温焼き付けを必要とせず、このため現場施工等の作業性が良好なセラミックがいし塗膜用シリコーン組成物を提供する。【解決手段】(A)珪素原子に結合したアルケニル基を分子中に少なくとも2個と珪素原子に結合した水酸基又はアルコキシ基を分子中に少なくも1個とを有し、且つ25°Cにおける粘度が100〜10,000,000cStであるオルガノポリシロキサン、(B)珪素原子に結合した水素原子を分子中に少なくとも3個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、(C)Fe304 、A1(OH)3のような酸化物又は水酸化物からなる平均粒径20μm以下の粉末、及び(D)白金族金属系触媒を各々特定量含むセラミックがいし塗膜用シリコーン組成物を用いる。
請求項(抜粋):
(A)平均組成式(1):R<SP>1</SP><SB>L</SB>R<SP>2</SP><SB>M</SB>R<SP>3</SP><SB>N</SB>Si0<SB>(4</SB><SB><HAN>ー</SB><SB></HAN>L-M-N)/2</SB> ......(1)(式中、R<SP>1</SP>は脂肪族不飽和結合を含まない置換又は非置換の1価炭化水素基、R<SP>2</SP>はアルケニル基、R<SP>3</SP>は水酸基又はアルコキシ基であり、またL、M、Nは0<L<3、0<M≦0.04、0<N≦0.1及び1.8≦L+M+N≦2.04を満足する数である。)で示され、珪素原子に結合したアルケニル基を分子中に少なくとも2個と珪素原子に結合した水酸基又はアルコキシ基を分子中に少なくも1個とを有し、且つ25°Cにおける粘度が100〜10,000,00OcStであるオルガノポリシロキサン100重量部、(B)平均組成式(2):R<SP>4</SP><SB>a</SB>H<SB>b</SB>SiO<SB>(4-a-b)/2</SB> ......(2)(式中、R<SP>4</SP>は脂肪族不飽和結合を含まない置換又は非置換の1価の炭化水素基であり、またa及びbは0.8≦a<2.2、0.002≦b≦1.0及び0.8<a+b≦3.0を満足する数である。)で示され、珪素原子に結合した水素原子を分子中に少なくとも3個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンを、(A)成分中のアルケニル基1個当たり、珪素原子に結合した水素原子が0.5〜6個となるような量、(C)NiO<SB>2</SB>、Fe0、FeO<SB>2</SB>、Fe<SB>2</SB>0<SB>3</SB>、Fe<SB>3</SB>0<SB>4</SB>、CoO<SB>2</SB>、CeO<SB>2</SB>、TiO<SB>2</SB>、Al<SB>2</SB>0<SB>3</SB>及びA1(OH)<SB>3</SB>よりなる群から選ばれた少なくともー種の無機化合物からなる平均粒径20μm以下の粉末0.01〜500重量部、及び(D)白金族金属系触媒を(A)及び(B)成分の合計量に対して白金族金属換算で0.5〜500ppmを含むセラミックがいし塗膜用シリコーン組成物。
IPC (4件):
C09D183/07 ,  C09D183/05 ,  H01B 3/46 ,  H01B 17/50
FI (4件):
C09D183/07 ,  C09D183/05 ,  H01B 3/46 E ,  H01B 17/50
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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