特許
J-GLOBAL ID:200903063407183395

溶湯温度管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-140526
公開番号(公開出願番号):特開平10-330826
出願日: 1997年05月29日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 製鋼炉、取鍋の補修状況、溶損状況に応じた溶鋼の温度降下量を、容易に精度良く推定する方法がない。【解決手段】 製鋼炉から出湯された溶湯を、搬送容器で次工程へ搬送する際の溶湯の温度降下量の推定値を算出し(S1〜S3)、この搬送容器での運搬による溶湯の温度降下量を実測して温度降下量の実測値と推定値との差分に基づいて推定値を補正し(S4〜S6)、先の製鋼炉及び先の搬送容器の補修直前の前記差分と、補修直後の前記差分との変化量をそれぞれ記憶しておき、先の製鋼炉及び先の搬送容器の次の補修時に、記憶している変化量に基づいて温度降下量の推定値を補正する(S7〜S9)ことにより、製鋼プロセスにおける温度降下量を算出し(S10)、次工程における溶湯の温度が所定温度となるように製鋼炉から出湯される溶湯の目標温度を算出する。
請求項(抜粋):
炉から出湯された溶湯を搬送容器で次工程へ搬送する間の溶湯の温度降下量を推定し、前記次工程における溶湯の温度が所定温度となるように前記炉から出湯される溶湯の出湯温度を管理する方法において、搬送容器での運搬による溶湯の温度降下量を推定し、また実測し、溶湯の温度降下量の次回の推定における推定値を、温度降下量の推定値と実測値との差分により補正して該次回の推定値とすることを特徴とする溶湯温度管理方法。
IPC (2件):
C21C 7/00 ,  C21C 1/06
FI (2件):
C21C 7/00 R ,  C21C 1/06
引用特許:
審査官引用 (3件)

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