特許
J-GLOBAL ID:200903063449742319
一方向クラッチ
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
前田 弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-374292
公開番号(公開出願番号):特開2001-187931
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月10日
要約:
【要約】【課題】 自動車エンジンのベルト式補機駆動装置に、内外輪1,2を相対回転可能に支持する軸受3と、内外輪1,2の相対回転方向に応じて各スプラグ4aの傾動方向が切り換わることで内外輪1,2間のトルク伝達を断接するクラッチ機構部4とが備えられた一方向クラッチ内蔵プーリを配置する際に、内外輪1,2の空転時に外輪2に対しても各スプラグ4aを摺動させるとともに、内輪1に対する各スプラグ4aの摺動速度を低下させ、各スプラグ4aの摩耗が内輪1側のカム面のみで進行するのを回避してクラッチ機能の耐久性を向上させられるようにする。【解決手段】 クラッチ機構部4の保持器4bを軸受3の保持器3bに連結し、軸受3の保持器3bが外輪2と同じ相対回転方向に外輪2よりも遅い相対回転速度で回転するのに伴い、各スプラグ4aの相対公転速度を外輪2の相対回転速度よりも遅くするようにした。
請求項(抜粋):
内輪と、上記内輪の外周側に同軸状に配置され、該内輪に相対回転可能に組み付けられる外輪と、上記内外輪の回転軸心と直交する内外輪間の平面上に該内外輪の回転軸心回りに転動可能に配置された複数の転動体と、上記内外輪間に該内外輪の回転軸心回りに回転可能に配置され、上記複数の転動体を転動可能に保持する保持器とを有し、上記複数の転動体が上記保持器を上記外輪と同じ相対回転方向に該外輪よりも遅い相対回転速度で回転させるように転動して上記内外輪を相対回転可能に支持する1の軸受と、上記内外輪の回転軸心と直交する内外輪間の上記軸受の転動体とは異なる平面上に揺動可能に配置された複数のスプラグと、上記内外輪間に該内外輪の回転軸心回りに回転可能に配置され、上記複数のスプラグを揺動可能に保持する保持器とを有し、上記内外輪のロック方向への相対回転時には上記複数のスプラグが内外輪間に食い込む方向に傾動して該内外輪間のトルク伝達を行う一方、上記内外輪のフリー方向への相対回転時には上記複数のスプラグが上記食込み方向とは逆の方向に傾動して上記トルク伝達を遮断するクラッチ機構部とを備えた一方向クラッチにおいて、上記クラッチ機構部の保持器は、上記軸受の保持器に該保持器と一体となって回転するように連結されていることを特徴とする一方向クラッチ。
IPC (3件):
F16D 41/07
, F16H 55/17
, F16H 55/36
FI (3件):
F16D 41/07 B
, F16H 55/17 A
, F16H 55/36 Z
Fターム (3件):
3J031BA03
, 3J031BA08
, 3J031CA03
引用特許: