特許
J-GLOBAL ID:200903063457171614

動画像復号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 晴康 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-032847
公開番号(公開出願番号):特開2001-224031
出願日: 2000年02月10日
公開日(公表日): 2001年08月17日
要約:
【要約】【課題】 従来、復号画像には必ずポストフィルタが実施され、前フレームと変化のない静止画像部分などポストフィルタの処理が必要ない部分にもフィルタリングが行われてしまい、処理量の増加や処理時間の浪費、また、ブロックの符号化属性を参照しないため、発生した雑音に適したフィルタリングを行うことができないので、処理量の増加のみならずフィルタリングによる画質の劣化も引き起こすという欠点もある。【解決手段】 本発明は、現ブロックの符号化実施の有無、動きベクトル、フレーム間/フレーム内予測の情報、変換係数の状態に基づいて、ブロックひずみ低減フィルタ及びモスキート雑音低減フィルタのオン/オフ制御、さらに前フレームのポストフィルタが施された復号画像によるブロックの置き換えを適応的に行い、処理量を軽減しつつもポストフィルタによる雑音が低減された復号画像を得ることができ、画質の改善が可能な動画像復号装置を提供する。
請求項(抜粋):
入力される符号化ビットストリームを可変長復号する可変長復号部と、可変長復号されたビットストリームに含まれる量子化データを逆量子化して変換係数を求める逆量子化部と、逆量子化により求められた所定ブロック単位の変換係数を逆直交変換して差分画像を求める逆直交変換部と、前フレームの復号画像を記憶する第1のフレームメモリと、可変長復号されたビットストリームに含まれる各ブロックの動きベクトルと、前記第1のフレームメモリに記憶された復号画像に基づいて予測画像を作成する動き補償予測部と、可変長復号されたビットストリームに含まれる符号化モードに基づいて、前記予測画像と差分画像を組み合わせる加算部とを備える動画像復号装置において、可変長復号されたビットストリームから、各ブロック内の直交変換係数の有無を判断する手段と、前記加算部から出力される復号画像における雑音を低減させるポストフィルタ手段と、ポストフィルタ処理された前フレームの復号画像を記憶する第2のフレームメモリと、映像出力として、ポストフィルタ処理された現フレームの復号画像或いは前記第2のフレームメモリに記憶されている画像のいずれかを選択する出力信号選択部と、各ブロック内の直交変換係数が存在しない場合には、前記第2のフレームメモリに格納された画像を出力し、直交変換係数が存在する場合には、ポストフィルタ処理された現フレームの復号画像を出力するよう、出力信号選択部の制御を行うポストフィルタ処理内容制御部とを備えることを特徴とする動画像復号装置。
IPC (3件):
H04N 7/32 ,  H03M 7/30 ,  H04N 11/04
FI (3件):
H03M 7/30 A ,  H04N 11/04 Z ,  H04N 7/137 Z
Fターム (36件):
5C057AA03 ,  5C057CA01 ,  5C057CC04 ,  5C057EG08 ,  5C057EL01 ,  5C057EM04 ,  5C057EM07 ,  5C057EM13 ,  5C057EM16 ,  5C057GC01 ,  5C057GG04 ,  5C057GH05 ,  5C059KK03 ,  5C059KK04 ,  5C059MA07 ,  5C059MA21 ,  5C059MC11 ,  5C059ME01 ,  5C059NN01 ,  5C059TA69 ,  5C059TB08 ,  5C059TC12 ,  5C059TC27 ,  5C059TD11 ,  5C059UA05 ,  5C059UA12 ,  5C059UA38 ,  5J064AA01 ,  5J064BA09 ,  5J064BA16 ,  5J064BB03 ,  5J064BC01 ,  5J064BC08 ,  5J064BC11 ,  5J064BC16 ,  5J064BD02
引用特許:
審査官引用 (5件)
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