特許
J-GLOBAL ID:200903063484581280

内燃機関用点火装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-140698
公開番号(公開出願番号):特開2001-323865
出願日: 2000年05月12日
公開日(公表日): 2001年11月22日
要約:
【要約】【課題】機関の始動時にピストンが押し戻されてケッチンが生じるのを防止することができる内燃機関用点火装置を提供する。【解決手段】パルサ1が機関の回転に同期して基準位置で発生する基準位置検出パルスP1 の発生間隔を回転速度計測時間Tnとして基準位置検出パルスが発生する毎に検出する。各基準位置検出パルスが発生したときに検出した回転速度計測時間Tnが1回転前に検出した回転速度計測時間Tn-1 の1/m(m>1)未満であるときに点火回路3に点火信号を与えるのを禁止して機関の点火を禁止する。基準位置検出パルスが発生したときに検出した回転速度計測時間TnがTn-1 /m以上であるときに点火回路3に点火信号を与えるのを許可して機関の点火を許可する。
請求項(抜粋):
内燃機関の低速時の点火位置として適した位置に設定された固定点火位置よりも進角した回転角度位置に設定された基準位置で一方の極性の基準位置検出パルスを発生し、前記固定点火位置で他方の極性の固定点火位置検出パルスを発生するパルサと、前記基準位置検出パルスが発生する毎に該基準位置検出パルスの発生間隔Tnを前記内燃機関の回転速度の情報を含む回転速度計測時間として検出するパルス発生間隔検出手段と、前記内燃機関が前記基準位置から点火位置まで回転するのに要する時間を点火位置計測時間Δtとして所定の制御条件に対して演算する点火位置計測時間演算手段と、前記基準位置検出パルスが発生した際に検出された回転速度計測時間が設定時間を超えている場合に前記固定点火位置で点火信号を発生する第1の点火信号発生手段と、前記基準位置検出パルスが発生した際に検出された回転速度計測時間が前記設定時間以下である場合に前記基準位置で前記点火位置計測時間演算手段により演算された点火位置計測時間Δtの計測を開始する点火位置計測手段と、前記点火位置計測手段が点火位置計測時間Δtを計測した時に点火信号を発生する第2の点火信号発生手段とを備えた点火制御部と、前記点火制御部が点火信号を発生したときに点火用の高電圧を発生する点火回路とを備えた内燃機関用点火装置において、前記基準位置検出パルスが発生したときに検出された回転速度計測時間Tnが1回転前に検出された回転速度計測時間Tn-1 の1/m(mは1を超える正の数)未満であるときには前記点火信号の発生を禁止し、前記基準位置検出パルスが発生したときに検出された回転速度計測時間TnがTn-1 /m以上であるときに前記点火信号の発生を許可する点火許否判定手段が設けられていることを特徴とする内燃機関用点火装置。
Fターム (10件):
3G019AA03 ,  3G019AB01 ,  3G019BA02 ,  3G019BA05 ,  3G019BA09 ,  3G019CB20 ,  3G019CB30 ,  3G019DC06 ,  3G019GA03 ,  3G019GA05
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 内燃機関用点火装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-277647   出願人:国産電機株式会社
  • 内燃機関制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-025483   出願人:三菱電機株式会社
審査官引用 (2件)
  • 内燃機関用点火装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-277647   出願人:国産電機株式会社
  • 内燃機関制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-025483   出願人:三菱電機株式会社

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