特許
J-GLOBAL ID:200903063511824742

スポット溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田下 明人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-260640
公開番号(公開出願番号):特開2003-071569
出願日: 2001年08月30日
公開日(公表日): 2003年03月11日
要約:
【要約】【課題】 重ね合わせた2枚の厚板の被溶接部材の少なくとも一方に薄板の被溶接部材をさらに重ね合わせ、これら被溶接部材をスポット溶接する場合に薄板の板厚に対する総板厚の比が大きくても所定の溶接強度が得られるスポット溶接方法を提供する。【解決手段】 溶接初期には、薄板Waの溶接すべき部位に形成された凸部30の座面を低加圧力で押しつぶし、座面を球面状に変形させ、座面を厚板Wbに対して点当たりに接触させるので、両者間に点状に絞られた電流経路が形成され、この通電経路を流れる溶接電流の電流密度を高め、これらの間にナゲットを形成できる。その後には、座面を押しつぶした加圧力よりも高い加圧力をかけ、厚板Wb、Wc同士の隙間を詰め、これらの間に通電経路を形成することで、これらの間にもナゲットを形成できる。したがって重ね合わせた2枚の厚板Wb、Wcにさらに薄板Waを重ね合わせた3枚以上の鋼板をスポット溶接できる。
請求項(抜粋):
重ね合わせた2枚の厚板の被溶接部材の少なくとも一方に薄板の被溶接部材をさらに重ね合わせ、これらを一対の電極で挟み加圧通電することにより、これら被溶接部材をスポット溶接するスポット溶接方法であって、前記薄板の被溶接部材には、溶接すべき部位に部分的に一般部より一段高い座面を形成するとともに、前記一対の電極のうち、薄板の被溶接部材に対向する電極は、先端を球面に形成し、溶接初期は低加圧力で薄板の被溶接部材の座面を押しつぶすようにして、薄板の被溶接部材とこれと隣り合う厚板の被溶接部材とを溶接し、その後、高加圧力で2枚の厚板の被溶接部材同士を溶接することを特徴とするスポット溶接方法。
IPC (3件):
B23K 11/11 541 ,  B23K 11/24 340 ,  B23K103:04
FI (3件):
B23K 11/11 541 ,  B23K 11/24 340 ,  B23K103:04
Fターム (2件):
4E065EA04 ,  4E065EA06
引用特許:
出願人引用 (2件)

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