特許
J-GLOBAL ID:200903063532977131

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-149258
公開番号(公開出願番号):特開平11-343818
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の始動不良を確実に防止しつつ、その可変制御領域を拡大させることができる弁開閉時期制御装置を提供すること。【解決手段】 内燃機関のクランクシャフト又はカムシャフト10の一方と共に回転する回転部材をクランクシャフト又はカムシャフト10の一方と共に回転する第1回転部材(第1内部ロータ20)と、ベーン90が設けられると共に第1回転部材に外装されて回転伝達部材(外部ロータ50等)との間に流体圧室R0を形成する第2回転部材(第2内部ロータ30)とから構成し、第1回転部材と第2回転部材との間に内燃機関の始動時に第1回転部材と第2回転部材とを所定角度だけ相対回転させてクランクシャフトの回転位相に対するカムシャフトの回転位相を所定角度αだけ進角させる相対回転機構(制御ピストン80等)を設けた。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフト又はカムシャフトの一方と共に回転する回転部材と、該回転部材に所定範囲で相対回転可能に外装され前記クランクシャフト又は前記カムシャフトの他方と共に回転する回転伝達部材と、前記回転部材に設けられたベーンと、前記回転部材と前記回転伝達部材との間に形成され前記ベーンによって進角用室と遅角用室とに二分される流体圧室とを備え、前記進角用室及び前記遅角用室へ印加される流体圧によって前記回転部材と前記回転伝達部材が相対回転し、前記クランクシャフトの回転位相に対する前記カムシャフトの回転位相が変更させられることによって前記カムシャフトにより駆動される弁の開閉時期を変更する弁開閉時期制御装置において、前記回転部材を前記クランクシャフト又は前記カムシャフトの一方と共に回転する第1回転部材と、前記ベーンが設けられると共に前記第1回転部材に外装されて前記回転伝達部材との間に前記流体圧室を形成する第2回転部材とから構成し、前記第1回転部材と前記第2回転部材との間に内燃機関の始動時に前記第1回転部材と前記第2回転部材とを所定角度だけ相対回転させて前記クランクシャフトの回転位相に対する前記カムシャフトの回転位相を所定角度だけ進角させる相対回転機構を設けたことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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