特許
J-GLOBAL ID:200903063637486516

電気絶縁性が改良された受酸剤、それを含む組成物およびその成形品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大島 正孝 ,  白石 泰三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-170543
公開番号(公開出願番号):特開2008-001756
出願日: 2006年06月20日
公開日(公表日): 2008年01月10日
要約:
【課題】受酸効果を保ちつつ、ハロゲン含有樹脂・ゴムに使用した場合に耐熱、耐水用途において電気絶縁性が低下しないハイドロタルサイト粒子を提供する。【解決手段】下記(i)〜(v)により定義付けられたハイドロタルサイト粒子よりなる受酸剤及びそれを配合したハロゲン含有樹脂・ゴム組成物。(i)特定の化学構造式を有し、(ii)レーザー回折散乱法により測定された平均粒子径が0.2〜2μであり、(iii)BET法により測定された比表面積が1〜50m2/gであり、(iv)Na金属に換算して0.06重量%以下含有し、(v)珪素化合物、リン酸化合物および硼素化合物よりなる群から選ばれた少なくとも1種が、それぞれSi、PおよびB原子に換算して0.05重量%〜3重量%表面に存在する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記(i)〜(v)により定義付けられたハイドロタルサイト粒子よりなることを特徴とする電気絶縁性が優れた含ハロゲン樹脂および含ハロゲンゴム用受酸剤。 (i)ハイドロタルサイト粒子は下記化学構造式(1)で表される。 [(Mg)y(Zn)z]1-x(Al)x(OH)2+2n(CO3)x/2-n・mH2O (1) 但し、式中、x、y、z、n及びmは下記条件を満足する値を示す。 0.1≦x≦0.5、x+z=1、0.5≦y≦1 0≦z≦0.5、0.01≦n≦0.03、0≦m<1 (ii)ハイドロタルサイト粒子は、レーザー回折散乱法により測定された平均粒子径が0.2〜2μであり、 (iii)ハイドロタルサイト粒子は、BET法により測定された比表面積が1〜50m2/gであり、 (iv)ハイドロタルサイト粒子はナトリウム化合物をNa金属に換算して0.06重量%以下含有し、 (v)ハイドロタルサイト粒子は、珪素化合物、リン酸化合物および硼素化合物よりなる群から選ばれた少なくとも1種が、それぞれSi、PおよびB原子に換算して合計で0.05重量%〜3重量%表面に存在する。
IPC (6件):
C08L 27/00 ,  C08K 3/26 ,  C01F 7/00 ,  H01B 3/00 ,  H01B 3/44 ,  H01B 3/28
FI (6件):
C08L27/00 ,  C08K3/26 ,  C01F7/00 C ,  H01B3/00 A ,  H01B3/44 B ,  H01B3/28
Fターム (46件):
4G076AA10 ,  4G076AA16 ,  4G076AA21 ,  4G076AB04 ,  4G076AB05 ,  4G076AB09 ,  4G076BA13 ,  4G076BC02 ,  4G076BD02 ,  4G076BD06 ,  4G076CA02 ,  4G076CA26 ,  4G076CA28 ,  4G076CA29 ,  4G076CA36 ,  4G076DA18 ,  4J002AC091 ,  4J002BB241 ,  4J002BB271 ,  4J002BD041 ,  4J002BD051 ,  4J002BD101 ,  4J002CH041 ,  4J002DE236 ,  4J002DE246 ,  4J002FB086 ,  4J002GQ01 ,  5G303AA06 ,  5G303AB02 ,  5G303BA12 ,  5G303CA01 ,  5G303CA09 ,  5G303CB01 ,  5G303CB17 ,  5G303CB38 ,  5G303CC02 ,  5G303CC08 ,  5G303CD01 ,  5G305AA02 ,  5G305AB02 ,  5G305AB31 ,  5G305BA15 ,  5G305CA03 ,  5G305CA47 ,  5G305CC03 ,  5G305CD20
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (6件)
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