特許
J-GLOBAL ID:200903063648579125

質量分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-153257
公開番号(公開出願番号):特開2003-346704
出願日: 2002年05月28日
公開日(公表日): 2003年12月05日
要約:
【要約】【課題】イオントラップから排出したイオンを飛行時間型質量分析計に導入して質量分析する装置において、イオントラップから排出されたイオンの殆ど全てが飛行時間型質量分析部に導入されるようにする。【解決手段】低真空部3に配置された四重極イオントラップ5にイオンを蓄積した後、イオンを射出して高真空部8に移送し、加速電極9においてイオンの進行方向に対して直角に電場加速して飛行時間測定する飛行時間型質量分析装置において、検出されたイオンの総量をデータ処理部62で計算する。得られたイオン総量とイオントラップへのイオン導入時間、および予め設定されたイオン総量の閾値に基づいて次回のイオン導入時間を決定する。イオン総量の閾値をイオントラップから排出されたイオンが低真空部と高真空部とを隔てる隔壁19に設けられたスリット7を殆ど全て通過できるように設定しておく。【効果】質量精度と定量精度が高く、多段のMS/MS分析が可能な質量分析装置が実現される。
請求項(抜粋):
イオン蓄積器が配置された第一の真空部と、飛行時間型質量分析部である第二の真空部と、両真空部を仕切る隔壁に設けられたスリットと、イオン蓄積器にイオンを蓄積する時間を制御する手段と、蓄積されたイオンをイオン蓄積器から排出する手段とを備え、飛行時間型質量分析部により排出されたイオンを検出し、検出されたイオンの総量に対応する値を計算し、イオン総量値とイオン蓄積時間と予め設定されたイオン総量の閾値とに基づいて次回のイオン蓄積時間が設定されることを特徴とした質量分析計。
IPC (3件):
H01J 49/40 ,  G01N 27/62 ,  H01J 49/42
FI (3件):
H01J 49/40 ,  G01N 27/62 K ,  H01J 49/42
Fターム (3件):
5C038JJ06 ,  5C038JJ07 ,  5C038JJ09
引用特許:
審査官引用 (4件)
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