特許
J-GLOBAL ID:200903063663688585

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-304976
公開番号(公開出願番号):特開平10-141022
出願日: 1996年11月15日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 油圧制御される2つの回転体より形成されたベーン式バルブタイミング制御装置において、温度変化に対する作動応答の恒常性を高める。【解決手段】 バルブタイミング可変機構12内部にあって、ハウジング16は内燃機関のクランクシャフトに駆動連結されたスプロケット17に固定され、同ハウジング内に回動自在に収容される羽根車19はカムシャフトに固定される。そして、油圧制御に基づきこれらハウジング16と羽根車19はカムシャフトに固定される。そして、油圧制御に基づきこれらハウジング16と羽根車19との相対回転位相が変更されることによって、クランクシャフトとカムシャフトとの相対回転位相が変更され、バルブタイミングが変更される。ここではハウジングカバーも含めて、これらハウジング16及び羽根車19を同一の材料で構成し、温度変化に対するこれら各部材間の間隙変動を抑制する。
請求項(抜粋):
内燃機関の出力軸及びカムシャフトの一方に連動して回転するとともに内部に凹部を有するハウジングと、同機関出力軸及びカムシャフトの他方に連結されてこのハウジング内に回動自在に収容されるとともに、同ハウジングの前記凹部を区画する羽根を有してその少なくとも一側に液室を形成する羽根車とを具え、当該形成される液室への液圧制御に基づくそれらハウジング及び羽根車の相対回転位相の変更に応じて前記カムシャフトにより開閉駆動されるバルブのバルブタイミングを制御する内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記ハウジング及び前記羽根車は、互いに同等の線膨張係数を有する材料より構成されることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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