特許
J-GLOBAL ID:200903069422633940

内燃機関用バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-210635
公開番号(公開出願番号):特開平10-110605
出願日: 1997年08月05日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で部材間の摺動部の摩耗を低減するバルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】 シュー3a、3b、3cの周方向の三箇所の間隙にはそれぞれベーン9a、9b、9cを収容する扇状空間部40が形成されている。扇状空間部40に面するシューハウジング3の周方向側壁の反中心側両隅に断面半円形状の凹部41がシューハウジング3の厚み方向に形成されている。エンジンが停止し、鉛直上側で停止した扇状空間部40からは摺動クリアランスを通って作動油が下方に抜け出していくが、凹部41には作動油が溜まっている。エンジンが再始動し、各油圧室に作動油が供給されるまでの間において、凹部41に溜まっていた作動油が部材間の潤滑材として働くので、摺動部における部材の摩耗を低減することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から内燃機関の吸気バルブまたは排気バルブの少なくともいずれか一方を開閉する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記駆動軸または前記従動軸のいずれか一方とともに回転するハウジング部材と、前記駆動軸または前記従動軸の他方とともに回転し、前記ハウジング部材内に形成された収容室に所定角度範囲に限り前記ハウジング部材に対して相対回動可能に収容されるベーン部材と、液体圧力によって前記ハウジング部材と前記ベーン部材とを相対回動させる液圧駆動式の駆動手段とを備え、前記ハウジング部材または前記ベーン部材の少なくともいずれか一方の前記収容室に面する周方向側壁およびその近傍に凹状の液体溜部を設けることを特徴とする内燃機関用バルブタイミング調整装置。
IPC (3件):
F01L 1/34 ,  F01M 7/00 ,  F01M 9/10
FI (3件):
F01L 1/34 E ,  F01M 7/00 A ,  F01M 9/10 D
引用特許:
審査官引用 (10件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 発明協会公開技報

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