特許
J-GLOBAL ID:200903063686374715

組電池の充放電状態判定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-301265
公開番号(公開出願番号):特開2000-134805
出願日: 1998年10月22日
公開日(公表日): 2000年05月12日
要約:
【要約】【課題】 個々のセルに電圧検出器を設けることなく簡易な構成にて過充電や過放電といった個々のセルの充放電状態を判定可能な組電池の充放電状態判定方法及び装置を提供する。【解決手段】 組電池を構成する各セルグループ(モジュール)の両端電圧VMi(i=1〜m)及び組電池を流れる主電流Isに基づき、各モジュールの開回路電圧VOi及び残存容量SMを求め、更に残存容量SMに対する開回路電圧VOiの変化率dVOiを算出する(S110〜S140)。モジュールを構成する各セル間に残存容量のばらつきがない場合の基準特性に基づいて設定された第1閾値TH1より、変化率dVOiが大きいモジュールMiが一つでも存在すれば、そのモジュールMiを構成する少なくとも一つのセルが過充放電状態にあるものとして、放電制限指令或は充電制限指令を出力する(S150〜S180)。
請求項(抜粋):
残存容量に対する開回路電圧の特性が、使用可能範囲に比べて使用不能範囲で大きく変化する充放電可能な二次電池を単位セルとして、該単位セルを複数個直列接続してなる組電池の充放電状態を、隣接する少なくとも2個の前記単位セルからなるセルグループ毎に判定する組電池の充放電状態判定方法であって、前記セルグループのうち充放電状態の判定対象となる判定対象セルグループの両端電圧を検出し、該検出結果に基づいて前記判定対象セルグループの開回路電圧を反映した判定値を設定し、前記判定対象セルグループを構成する単位セル間に残存容量のばらつきがない時の前記判定対象セルグループの残存容量に対する開回路電圧の特性を基準特性として、前記判定値が、前記基準特性に基づいて設定された基準値に対して、予め設定された許容範囲を越えてばらついている場合に、前記判定対象セルグループを構成する単位セルの少なくともいずれか一つが過充電状態又は過放電状態にあると判定することを特徴とする組電池の充放電状態判定方法。
IPC (3件):
H02J 7/00 ,  G01R 31/36 ,  H01M 10/48
FI (4件):
H02J 7/00 X ,  H02J 7/00 P ,  G01R 31/36 A ,  H01M 10/48 P
Fターム (31件):
2G016CA03 ,  2G016CB11 ,  2G016CB12 ,  2G016CB13 ,  2G016CB21 ,  2G016CB22 ,  2G016CB31 ,  2G016CB32 ,  2G016CC01 ,  2G016CC04 ,  2G016CC15 ,  2G016CC16 ,  2G016CC27 ,  2G016CD14 ,  5G003AA01 ,  5G003BA03 ,  5G003CA01 ,  5G003CA14 ,  5G003EA02 ,  5G003EA05 ,  5G003EA06 ,  5G003FA06 ,  5G003GB06 ,  5G003GC05 ,  5H030AA03 ,  5H030AA04 ,  5H030AA10 ,  5H030AS06 ,  5H030AS08 ,  5H030FF42 ,  5H030FF43
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る