特許
J-GLOBAL ID:200903063905815595

水を電解する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊栖 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-270383
公開番号(公開出願番号):特開平8-103771
出願日: 1994年10月06日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 処理量の異なる装置を安価に多量生産する。電極板が変形に起因する水漏れを阻止する。電極板を安価にしてランニングコストを低減する。【構成】 水を電解する装置は、電解槽4と電源5を備える。電解槽4はケース3に電極板1と、隔膜2を積層状態に内蔵する。ケース3は、枠形状に成形されている複数枚の積層枠3Aと、積層枠3Aの両面を水密に閉塞する蓋板3Bとを備える。複数枚の積層枠3Aは、パッキン7を介して互いに水密に積層されて内部に水路を形成している。積層枠3Aは、内側の開口部に、イオン透過性の隔膜2をインサート成形している。積層枠3Aを貫通して、水の供給口8と排出口9を開口している。電極板1は積層枠3Aの間に挟着して配設され、電極板1は、積層枠3Aを貫通する電極ロッド10に接続されている。
請求項(抜粋):
電解槽(4)と、この電解槽(4)の電極板(1)に直流を供給する電源(5)とを備え、電解槽(4)が、水密構造のケース(3)と、このケース内に対向して配設されて、流入される水に通電して水をアルカリ性イオン水と酸性イオン水とに電解する電極板(1)と、アルカリ性イオン水と酸性イオン水とを分離する隔膜(2)とを備え、かつ電解槽(4)が下記の全ての構成を有することを特徴とする水を電解する装置。(a) ケースは、プラスチックでもって枠形状に成形されて内側に水路が設けられてなる複数枚の積層枠(3A)と、この積層枠(3A)の水路の両面を水密に閉塞する蓋板(3B)とを備える。(b) 積層された複数枚の積層枠(3A)の両側に蓋板(3B)を配設し、蓋板(3B)と積層枠(3A)とを脱着具(6)で脱着自在に連結している。(c) 複数枚の積層枠(3A)は、パッキン(7)を介して互いに水密に積層されて、内側に水路を形成している。(d) 積層枠(3A)は、内側の開口部に、イオン透過性の隔膜(2)をインサート成形している。(e) 水密に積層される積層枠(3A)を貫通して、水の供給口(8)と、電極板(1)で電解されたイオン水の排出口(9)とを開口している。(f) 電極板(1)は、積層枠(3A)の開口部に配設して、積層枠(3A)の間に脱着自在に挟着されて隔膜(2)の間に配設されている。
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (1件)
  • 電解水生成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-126986   出願人:ミズ株式会社

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