特許
J-GLOBAL ID:200903063928467454

車両用左右輪間トルク移動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-257344
公開番号(公開出願番号):特開平7-108842
出願日: 1993年10月14日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、車両の左右輪の差動を制限しながら左右輪間のトルク移動を制御する車両用左右輪間トルク移動制御装置に関し、車両のタックインを抑制しうるトルク移動制御を実現できるようにすることを目的とする。【構成】 左右輪間の差動を制限することで左右輪間でトルクの授受を行なうトルク移動機構と、該トルク移動機構を制御する制御手段42とをそなえ、該制御手段42が、人為的に操作されるハンドル角と車体速度とから算出した車両の基準横加速度と、実横加速度と、アクセル開度とアクセル開速度とから得られるエンジンブレーキ操作量とに基づいて、該横加速度が大きく、且つ、該エンジンブレーキ操作量が大きいと、車両のタックインが生じると予測して、旋回内輪側のトルクを増大させてタックインを抑制するようにトルク移動機構を制御するタックイン対応制御部84をそなえるように構成する。
請求項(抜粋):
車両における左輪回転軸と右輪回転軸との間の差動を制限することで左輪回転軸と右輪回転軸との間でトルクの授受を行なうトルク移動機構と、該左輪回転軸と該右輪回転軸とが所望のトルク配分状態になるように制御量を設定しこの制御量に基づいて該トルク移動機構の状態を制御する制御手段とをそなえ、該トルク移動機構が、該左輪回転軸側と該右輪回転軸側との差動を許容する差動機構と、該差動を制限する伝達容量可変制御式トルク伝達機構とから構成され、該制御手段が、車両のタックインを予測しこれを抑制するように該制御量を設定するタックイン対応制御部をそなえ、該タックイン対応制御部が、人為的に操作されるハンドル角と車体速度とから車両の基準横加速度を算出する基準横加速度算出部と、該基準横加速度算出部で算出された基準横加速度と、アクセル開度とアクセル開速度とから得られるエンジンブレーキ操作量とに基づいて、該基準横加速度が大きく、且つ、該エンジンブレーキ操作量が大きいと、車両のタックインが生じると予測して、タックインを抑制するように旋回内輪側のトルクが増大するような該制御量を設定する制御量設定部とから構成されていることを特徴とする、車両用左右輪間トルク移動制御装置。
IPC (3件):
B60K 23/04 ,  F16H 48/20 ,  F16H 48/30
FI (2件):
B60K 17/20 ,  F16H 1/445
引用特許:
審査官引用 (4件)
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